Azure認定資格 WEB問題集&徹底解説
AZ-104:Microsoft Azure Administrator
問題文と選択肢
移行の準備として、まずイメージの格納先となる空のコンテナー「vmimages」を作成する必要があります(データのコピーはまだ行いません)。
次の AzCopy コマンドを完成させるには、A・B にそれぞれ何を入れるべきですか。
azcopy [A] "https://kmsstore01.[B].core.windows.net/vmimages" - A: make、B: blob
- A: copy、B: blob
- A: make、B: file
- A: create、B: blob
A. A: make、B: blob
正解です。azcopy make は、指定したリソース URL が表すコンテナーまたはファイル共有を作成するコマンドで、使い方は azcopy make [resourceURL] と URL を 1 つだけ取ります。
BLOB を格納するコンテナーは、Blob service のエンドポイント https://アカウント名.blob.core.windows.net/コンテナー名 で表されます。VHD ファイルも BLOB としてこのコンテナーに置きます。
したがって「A: make、B: blob」で、データをコピーせずに空のコンテナー vmimages だけを作成できます。
B. A: copy、B: blob
エンドポイントの blob は正しいものの、コマンドが誤りです。
azcopy copy はコピー元とコピー先の 2 つを指定してデータを転送するコマンドで、URL を 1 つだけ渡す本問の構文では成立しません。
そもそも要件は「データのコピーはまだ行わない」「空のコンテナーを作成する」であり、コピーという操作自体が要件に合いません。copy は、のちほど VHD を実際に移行する段階で使うコマンドです。
C. A: make、B: file
コマンドの make は正しいものの、エンドポイントが誤りです。
azcopy make に file.core.windows.net の URL を渡すと、作成されるのは Azure Files のファイル共有であり、BLOB コンテナーではありません。
make は URL のエンドポイントによって作る入れ物の種類が変わるため、BLOB のコンテナーを作りたいなら blob を指定する必要があります。
D. A: create、B: blob
「作成なら create」という英単語の直感に頼った選択肢です。
AzCopy(v10)には create というコマンドはありません。コンテナーやファイル共有の作成は make で行います。
Azure CLI の az storage container create(コンテナー作成)と記憶が混ざりやすいので、ツールごとに動詞が違うことを意識しておきましょう。
AzCopy で「入れ物を作る」は make。URL が blob ならコンテナー、file ならファイル共有。
正解への思考ルート
問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。| 要件 | 判断ポイント |
|---|---|
| 格納先となる空のコンテナー vmimages を作成する | AzCopy でコンテナーやファイル共有を作るのは make →選択肢(A・C)は候補 |
| データのコピーはまだ行わない(URL も 1 つだけ) | copy はコピー元・コピー先の 2 つが必要で、要件にも反する →選択肢(B)を消す |
| 「作成」という操作 | AzCopy に create コマンドは無い(Azure CLI の az storage container create と混同しない) →選択肢(D)を消す |
| 作りたいのは BLOB の「コンテナー」 | コンテナーは blob.core.windows.net。file を指定するとファイル共有ができる →選択肢(C)を消す・選択肢(A)が正解 |
ひっかけポイント
- 選択肢 C は make が正しいので、「コマンドさえ合えばよい」と流すと引っかかる。エンドポイント(blob / file)で作られる入れ物の種類が変わる
- 「作成」から create を選ぶのは Azure CLI(az storage container create)の記憶との混同。AzCopy は make
- 最終目的が VHD の移行なので copy に目が行くが、本問は移行の準備段階。「データのコピーはまだ行いません」の一文が決め手
- ここでの「コンテナー」は Docker などのコンテナーではなく、BLOB を格納する入れ物(ファイルシステムでいうフォルダーの最上位に相当)のこと
出題バリエーション
同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。| 問題文がこう変わったら | 正解はこう変わる |
|---|---|
| 「VHD ファイルを vmimages へアップロードする」 | azcopy copy でコピー元(ローカルパス)とコピー先(https://kmsstore01.blob.core.windows.net/vmimages)の 2 つを指定する。 |
| 「Azure Files のファイル共有 share01 を作成する」 | azcopy make に file エンドポイント(https://kmsstore01.file.core.windows.net/share01)を指定する。 |
| 「オンプレミスのフォルダーと差分だけ継続的に同期したい」 | azcopy sync を使う(変更のあったファイルだけを転送)。 |
| 「同じことを Azure CLI / PowerShell で行う」 | az storage container create / New-AzStorageContainer を使う。ツールごとに動詞が違う点が出題される。 |
| 「GUI でコンテナー作成やアップロードをしたい」 | Azure Storage Explorer(データ転送に AzCopy を利用)や Azure portal を使う。 |
リファレンス
この問題を解くために必要な知識を扱う公式ドキュメントです。| 知識項目 | 公式ドキュメント |
|---|---|
| azcopy make はコンテナーまたはファイル共有を作成する(構文 azcopy make [resourceURL]) | azcopy_make · Azure/azure-storage-azcopy Wiki · GitHub |
移行の準備として、まずイメージの格納先となる空のコンテナー「vmimages」を作成する必要があります(データのコピーはまだ行いません)。
次の AzCopy コマンドを完成させるには、A・B にそれぞれ何を入れるべきですか。
azcopy [A] "https://kmsstore01.[B].core.windows.net/vmimages" - A: make、B: blob
- A: copy、B: blob
- A: make、B: file
- A: create、B: blob
次の問題前の問題
会員機能
お役立ち情報
姉妹サイト
AWS
- CLF:クラウドプラクティショナー
- SAA:ソリューションアーキテクト-アソシエイト
- AIF:AIプラクティショナー
- SOA:CloudOpsエンジニア-アソシエイト
- DVA:デベロッパー-アソシエイト
- DEA:データエンジニア-アソシエイト
- MLA:機械学習エンジニア-アソシエイト
- SAP:ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル
- DOP:DevOpsエンジニア-プロフェッショナル
- AIP:生成AIデベロッパー-プロフェッショナル
- SCS:セキュリティ-専門知識
Microsoft Azure
- AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals
- AZ-104:Microsoft Azure Administrator
- AI-901:Microsoft Azure AI Fundamentals
- DP-900:Microsoft Azure Data Fundamentals