Azure認定資格 WEB問題集&徹底解説

AZ-104:Microsoft Azure Administrator

正解 A問題
分野2:ストレージの実装と管理 タスクステートメント2.2:ストレージアカウントの構成と管理
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問題文と選択肢
IT企業の明星システムズは、オンプレミスの仮想マシンイメージ(VHD ファイル)を Azure ストレージアカウント「kmsstore01」へ段階的に移行する計画を進めています。
移行の準備として、まずイメージの格納先となる空のコンテナー「vmimages」を作成する必要があります(データのコピーはまだ行いません)。
次の AzCopy コマンドを完成させるには、A・B にそれぞれ何を入れるべきですか。
azcopy [A] "https://kmsstore01.[B].core.windows.net/vmimages"
  • A: make、B: blob
  • A: copy、B: blob
  • A: make、B: file
  • A: create、B: blob
解説 頻出度★★★★★
この問題は、「空のコンテナーを作るだけ × データはまだコピーしない」の要件で、AzCopy で入れ物を作るコマンドは make、BLOB コンテナーのエンドポイントは blob.core.windows.net の 2 点を組み合わせられるかがポイントです。
正解

A. A: make、B: blob

正解です。azcopy make は、指定したリソース URL が表すコンテナーまたはファイル共有を作成するコマンドで、使い方は azcopy make [resourceURL] と URL を 1 つだけ取ります。
BLOB を格納するコンテナーは、Blob service のエンドポイント https://アカウント名.blob.core.windows.net/コンテナー名 で表されます。VHD ファイルも BLOB としてこのコンテナーに置きます。
したがって「A: make、B: blob」で、データをコピーせずに空のコンテナー vmimages だけを作成できます。

B. A: copy、B: blob

エンドポイントの blob は正しいものの、コマンドが誤りです。
azcopy copy はコピー元とコピー先の 2 つを指定してデータを転送するコマンドで、URL を 1 つだけ渡す本問の構文では成立しません。
そもそも要件は「データのコピーはまだ行わない」「空のコンテナーを作成する」であり、コピーという操作自体が要件に合いません。copy は、のちほど VHD を実際に移行する段階で使うコマンドです。

C. A: make、B: file

コマンドの make は正しいものの、エンドポイントが誤りです。
azcopy make に file.core.windows.net の URL を渡すと、作成されるのは Azure Files のファイル共有であり、BLOB コンテナーではありません。
make は URL のエンドポイントによって作る入れ物の種類が変わるため、BLOB のコンテナーを作りたいなら blob を指定する必要があります。

D. A: create、B: blob

「作成なら create」という英単語の直感に頼った選択肢です。
AzCopy(v10)には create というコマンドはありません。コンテナーやファイル共有の作成は make で行います。
Azure CLI の az storage container create(コンテナー作成)と記憶が混ざりやすいので、ツールごとに動詞が違うことを意識しておきましょう。

これだけ覚える(記憶フック)
AzCopy で「入れ物を作る」は make。URL が blob ならコンテナー、file ならファイル共有。
正解への思考ルート 問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。
要件 判断ポイント
格納先となる空のコンテナー vmimages を作成する AzCopy でコンテナーやファイル共有を作るのは make
→選択肢(A・C)は候補
データのコピーはまだ行わない(URL も 1 つだけ) copy はコピー元・コピー先の 2 つが必要で、要件にも反する
→選択肢(B)を消す
「作成」という操作 AzCopy に create コマンドは無い(Azure CLI の az storage container create と混同しない)
→選択肢(D)を消す
作りたいのは BLOB の「コンテナー」 コンテナーは blob.core.windows.net。file を指定するとファイル共有ができる
→選択肢(C)を消す・選択肢(A)が正解
ひっかけポイント
  • 選択肢 C は make が正しいので、「コマンドさえ合えばよい」と流すと引っかかる。エンドポイント(blob / file)で作られる入れ物の種類が変わる
  • 「作成」から create を選ぶのは Azure CLI(az storage container create)の記憶との混同。AzCopy は make
  • 最終目的が VHD の移行なので copy に目が行くが、本問は移行の準備段階。「データのコピーはまだ行いません」の一文が決め手
  • ここでの「コンテナー」は Docker などのコンテナーではなく、BLOB を格納する入れ物(ファイルシステムでいうフォルダーの最上位に相当)のこと
出題バリエーション 同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。
問題文がこう変わったら 正解はこう変わる
「VHD ファイルを vmimages へアップロードする」 azcopy copy でコピー元(ローカルパス)とコピー先(https://kmsstore01.blob.core.windows.net/vmimages)の 2 つを指定する。
「Azure Files のファイル共有 share01 を作成する」 azcopy make に file エンドポイント(https://kmsstore01.file.core.windows.net/share01)を指定する。
「オンプレミスのフォルダーと差分だけ継続的に同期したい」 azcopy sync を使う(変更のあったファイルだけを転送)。
「同じことを Azure CLI / PowerShell で行う」 az storage container create / New-AzStorageContainer を使う。ツールごとに動詞が違う点が出題される。
「GUI でコンテナー作成やアップロードをしたい」 Azure Storage Explorer(データ転送に AzCopy を利用)や Azure portal を使う。
関連サービスの解説 Azure Blob Storage
AzCopy
リファレンス この問題を解くために必要な知識を扱う公式ドキュメントです。
知識項目 公式ドキュメント
azcopy make はコンテナーまたはファイル共有を作成する(構文 azcopy make [resourceURL]) azcopy_make · Azure/azure-storage-azcopy Wiki · GitHub
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No.8 解説
IT企業の明星システムズは、オンプレミスの仮想マシンイメージ(VHD ファイル)を Azure ストレージアカウント「kmsstore01」へ段階的に移行する計画を進めています。
移行の準備として、まずイメージの格納先となる空のコンテナー「vmimages」を作成する必要があります(データのコピーはまだ行いません)。
次の AzCopy コマンドを完成させるには、A・B にそれぞれ何を入れるべきですか。
azcopy [A] "https://kmsstore01.[B].core.windows.net/vmimages"
  • A: make、B: blob
  • A: copy、B: blob
  • A: make、B: file
  • A: create、B: blob

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