AWS認定資格 WEB問題集&徹底解説
ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル
解説
正解は、管理する 2 つのアカウント間でクロスアカウントアクセスを許可するための標準的なガイドラ
インに従っています。選択肢 ア では、運用チームのメンバーに 2 セットの認証情報が必要なため、
要件を満たしていません。IAM ユーザーを別のアカウントの IAM グループに追加できないため、選択肢 イ
は正しくありません。ロールは別のアカウントのリソースへのアクセス権を付与できないため、選択肢 ウ
は正しくありません。共有ロールは、その共有ロールが管理するリソースと同じアカウントに属している
必要があります。
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No.6 解説
ある会社には 2 つの AWS アカウントがあります。1 つのアカウントは本番環境のワークロード用、もう 1 つのアカウントは開発ワークロード用です。開発チームと運用チームが、これらのワークロードを作成して管理しています。同社は、次の要件を満たすセキュリティ戦略を必要としています。
• 開発チームのメンバーは、開発アプリケーションインフラストラクチャを作成および削除する必要がある。
• 運用チームのメンバーは、開発および本番環境のアプリケーションインフラストラクチャを作成および削除する必要がある。
• 開発チームのメンバーは本番インフラストラクチャにアクセスできてはならない。
• すべてのユーザーが 1 セットの AWS 認証情報を持っている必要がある。
これらの要件を満たす戦略はどれですか。
• 開発チームのメンバーは、開発アプリケーションインフラストラクチャを作成および削除する必要がある。
• 運用チームのメンバーは、開発および本番環境のアプリケーションインフラストラクチャを作成および削除する必要がある。
• 開発チームのメンバーは本番インフラストラクチャにアクセスできてはならない。
• すべてのユーザーが 1 セットの AWS 認証情報を持っている必要がある。
これらの要件を満たす戦略はどれですか。
- 本番稼働用アカウントで以下を実行します。
• アプリケーションインフラストラクチャを作成および削除できる運用 IAM グループを作成する。
• 運用チームのメンバーごとに IAM ユーザーを作成する。これらのユーザーを運用グループに 割り当てる。
開発アカウントで以下を実行します。 • アプリケーションインフラストラクチャを作成および削除できる開発 IAM グループを作成する。
• 運用チームのメンバーと開発チームのメンバーごとに IAM ユーザーを作成する。これらの ユーザーを開発グループに割り当てる。 - 本番稼働用アカウントで以下を実行します。
• アプリケーションインフラストラクチャを作成および削除できる 運用 IAM グループを作成する。
開発アカウントで以下を実行します。 • アプリケーションインフラストラクチャを作成および削除できる開発 IAM グループを作成する。
• 開発チームのメンバーごとに IAM ユーザーを作成する。これらのユーザーを開発グループに 割り当てる。
• 運用チームのメンバーごとに IAM ユーザーを作成する。これらのユーザーを開発グループと本番稼働用アカウントの運用グループに割り当てる。 - 開発アカウントで以下を実行します。
• 本番稼働用アカウントでアプリケーションインフラストラクチャを作成および削除できる共有 IAM ロールを作成する。
• アプリケーションインフラストラクチャを作成および削除できる開発 IAM グループを作成する。
• 共有ロールを引き受けることができる運用 IAM グループを作成する。
• 開発チームのメンバーごとに IAM ユーザーを作成する。これらのユーザーを開発グループに割り当てる。
• 運用チームのメンバーごとに IAM ユーザーを作成する。これらのユーザーを開発グループと 運用グループに割り当てる。 - 本番稼働用アカウントで以下を実行します。
• アプリケーションインフラストラクチャを作成および削除できる共有 IAM ロールを作成する。
• 開発用アカウントを共有ロールの信頼ポリシーに追加する。
開発アカウントで以下を実行します。 • アプリケーションインフラストラクチャを作成および削除できる開発 IAM グループを作成する。
• 本番稼働用アカウントで共有ロールを引き受けることができる運用 IAM グループを作成する。
• 開発チームのメンバーごとに IAM ユーザーを作成する。これらのユーザーを開発グループに 割り当てる。
• 運用チームのメンバーごとに IAM ユーザーを作成する。これらのユーザーを開発グループと 運用グループに割り当てる。