AWS認定資格 WEB問題集&徹底解説
ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル
解説
この問題では、AWS SAPの認定資格において、DR戦略に関する問題が出題されています。顧客が回復目標時間(RTO)と回復目標時点(RPO)を達成するためにはどのようなDR戦略を使用できるかが問われています。正解は、選択肢イで、2つのアベイラビリティゾーン間で同期データベースマスター/スレーブレプリケーションを使用することが推奨されます。他の選択肢では、バックアップやトランザクションログを保存することについては言及されていますが、RTOやRPOの要件に対応できるとは言えません。したがって、AWSは、こうした状況を回避するために、同期データベースマスター/スレーブレプリケーションを推奨しています。これにより、障害に陥ったシステムがすばやく自動フェイルオーバーでき、最小限のデータ損失で復旧することができます。
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正答率 55%
No.21 解説
ERP アプリケーションは、1 つのリージョン内の複数の AZ にデプロイされます。障害が発生した場合、目標復旧時間 (RTO) は 3 時間未満、目標復旧時点 (RPO) は 15 分である必要があります。顧客は、データの破損が約 1.5 時間前に発生したことに気付きます。この種の障害が発生した場合に、この RTO と RPO を達成するには、どのような DR 戦略を使用できますか?
- S3 に 1 時間ごとに DB バックアップを作成し、トランザクション ログを 5 分ごとに S3 に保存します。
- 2 つのアベイラビリティ ゾーン間で同期データベース マスター/スレーブ レプリケーションを使用します。
- EC2 インスタンス ストア ボリュームに 1 時間ごとに DB バックアップを作成し、トランザクション ログを 5 分ごとに S3 に保存します。
- Glacier に保存された 15 分間の DB バックアップを取得し、5 分ごとに S3 に保存されたトランザクション ログを使用します。