AWS認定資格 WEB問題集&徹底解説
ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル
解説
この問題では、ブログサイトのアクセスパターンや更新頻度を考慮して、CloudFrontとS3を組み合わせた改善方法を尋ねられている。選択肢アはS3バケットを分割するが、コストがかかるため不適切。選択肢イは地理的な価格戦略を取るが、アクセスパターンに応じた負荷分散ができない。選択肢エは最小 TTLを0にしてキャッシュを強制的に更新するが、無駄な負荷を生む。よって、選択肢ウが最適である。月によってブログエントリの保存場所を分割し、CloudFrontのビヘイビアで制御することで、コストを抑えつつアクセスパターンに適した負荷分散ができる。
+ 質問 / コメント
解答・解説に疑問がある場合や、よりよい解説がある場合など、お気軽にコメントください。ただし、短文コメントは表示されません。また、中傷などコメントの内容によっては、会員機能を停止させて頂きます。教え学び合える場になれば嬉しいです。(コメント投稿にはログインが必要です)
正答率 79%
No.46 解説
AWS のお客様は、公開ブログ Web サイトを運営しています。サイト ユーザーは、1 か月に 200 万件のブログ エントリをアップロードしています。ブログ エントリの平均サイズは 200 KB です。ブログ エントリへのアクセス率は、公開後 6 か月で無視できるレベルまで低下し、ユーザーは公開後 1 年でブログ エントリにアクセスすることはほとんどありません。さらに、ブログ エントリは、公開後最初の 3 か月間は更新率が高く、6 か月後には更新されなくなります。顧客は、CloudFront を使用してユーザーの読み込み時間を改善したいと考えています。次のうち、お客様に推奨するものはどれですか?
- エントリを 2 つの異なるバケットに複製し、S3 アクセスが Cloud Front ID のみに制限される 2 つの個別の CloudFront ディストリビューションを作成します。
- 米国/ヨーロッパのユーザー向けに「米国ヨーロッパ」価格クラスの CloudFront ディストリビューションを作成し、残りのユーザー向けに「すべてのエッジ ロケーション」の別の CloudFront ディストリビューションを作成します。
- CloudFront ID のみに制限された S3 アクセスで CloudFront ディストリビューションを作成し、CloudFront ビヘイビアーで使用するためにアップロードされた月に従って S3 のブログエントリの場所を分割します。
- Restrict Viewer Access Forward Query 文字列を true に設定し、最小 TTL を 0 にして CloudFront ディストリビューションを作成します。