AWS認定資格 WEB問題集&徹底解説

SysOpsアドミニストレーター -アソシエイト

Amazon EC2 Auto Scaling の概要と試験出題ポイントは?

AWSサービスの一つであるAmazon EC2 Auto Scalingはどんな内容なのでしょうか?また、AWS認定資格のSysOpsアドミニストレーター -アソシエイト(SOA)に合格するためには、サービスのどんなポイントを押さえておけばよいのでしょうか?
ここでは、そんなあなたの疑問に回答していきたいと思います

Amazon EC2 Auto Scaling の概要

Amazon EC2 Auto Scalingは、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)インスタンスの自動スケーリング機能を提供するサービスです。これにより、アプリケーションの負荷に応じて適切な数のAmazon EC2インスタンスが常に利用可能であり、リソースの使用率とコストを最適化できます。

Amazon EC2 Auto Scaling の出題ポイント

以下は、受験にあたって理解しておくべき出題ポイントです。

分類 内容
スケーリングポリシー Amazon EC2 Auto Scalingでは、スケーリングポリシーを設定して、インスタンス数を自動的に増減させることができます。スケーリングポリシーには、目標追跡スケーリングポリシー、ステップスケーリングポリシー、および固定スケーリングポリシーがあります。
デフォルトクールダウン期間 デフォルトクールダウン期間は、Auto Scalingグループがスケーリングアクティビティを完了した後、次のスケーリングアクティビティまでの最小待機時間です。クールダウン期間中に別のスケーリングイベントが発生しないようにすることで、新しいインスタンスが効果的にリソースに貢献できるのに十分な時間が与えられます。
ライフサイクルフック ライフサイクルフックを使用すると、インスタンスがAuto Scalingグループに統合される前や、Auto Scalingグループから終了される前にカスタムアクションを実行できます。これにより、インスタンスの設定やアプリケーションのデプロイメントなどにより柔軟に対応が可能となります。
ヘルスチェック Amazon EC2 Auto Scalingでは、ヘルスチェックを実行して、Auto Scalingグループにあるインスタンスの正常性を監視することができます。ヘルスチェックに失敗すると、Amazon EC2 Auto Scalingはそのインスタンスを終了し、新しいインスタンスを起動します。ヘルスチェックにはEC2ステータスチェックとELBヘルスチェックの2つのタイプがあります。
料金 Amazon EC2 Auto Scaling自体の使用料金は無料です。ただし、Auto Scalingによって起動されるAmazon EC2インスタンスの実行には通常のEC2インスタンス料金が発生します。また、アプリケーションロードバランサーやAmazon CloudWatchなど、関連サービスを使用する場合は、それらのサービスに関連する料金が発生します。