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正解 C問題
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問題文と選択肢
ある金融機関では、AIを活用した顧客サービスを企画しており、AWS上に音声認識機能を実装したチャットボットシステムを構築する計画を立てています。この企業では、開発者がインフラストラクチャの管理負担を最小限に抑えながら、音声対話の処理ロジックやビジネスルールの実装に集中できる環境を求めています。Amazon Lexのようなサービスは、どのクラウドコンピューティングモデルに該当するでしょうか。
  • Infrastructure as a Service (IaaS)
  • Software as a Service (SaaS)
  • Platform as a Service (PaaS)
  • Function as a Service (FaaS)
解説 頻出度★★★★★
この問題は、「インフラは管理しない × 開発者が処理ロジックを実装して組み込む」という設問の条件から、Amazon Lex が PaaS(Platform as a Service)に当たると判断できるかがポイントです。SaaS(完成品をそのまま使う)との線引きが勝負どころです。

A. Infrastructure as a Service (IaaS)

IaaS は仮想サーバー・ストレージ・ネットワークといった基盤リソースを提供するモデルで、Amazon EC2 や Amazon VPC が代表例です。
利用者は OS やミドルウェアのパッチ適用まで自分で管理する必要があり、AWS のモデルの中でも最も管理範囲が広い層になります。
設問は「インフラストラクチャの管理負担を最小限に抑えたい」と明言しているため、真っ先に外れます。

B. Software as a Service (SaaS)

SaaS はベンダーが実行・管理する完成したソフトウェアをそのまま利用するモデルで、エンドユーザーは「その業務ソフトをどう使うか」だけを考えます(Amazon QuickSight や Amazon Chime など)。
Amazon Lex はそのままでは何もしないサービスで、開発者がインテント・スロット・対話フローを設計し、自社アプリケーションに組み込んで初めて機能します。
「完成品を使う」のではなく「土台の上に作る」ため、SaaS ではなく PaaS に分類されます。

正解

C. Platform as a Service (PaaS)

PaaS は AWS の定義で「基盤となるインフラストラクチャ(ハードウェアや OS)の管理を不要にし、アプリケーションのデプロイと管理に注力できる」モデルとされます。
Amazon Lex はサーバーもスケーリングも AWS が持ち、開発者は音声認識・自然言語理解を部品として使いながら、対話ロジックやビジネスルールの実装に集中できます。
設問が求める「インフラ管理は最小、開発者は処理ロジックに集中」という条件そのものであり、これが正解です。

D. Function as a Service (FaaS)

FaaS は AWS Lambda に代表される、イベントに応じて自分が書いたコードを実行するモデルです(サーバーレスの実行環境)。
Amazon Lex は利用者のコードを実行する場ではなく、音声認識・意図解釈・対話管理までを含む包括的なプラットフォームです(Lambda はフルフィルメント用に連携できますが、Lex 自体は関数実行環境ではありません)。
そもそも FaaS は PaaS の一形態として扱われることが多く、Lex の説明としては不適です。

これだけ覚える(記憶フック)
作る土台が PaaS、使う完成品が SaaS。Lex は開発者がボットを作る土台。
正解への思考ルート 問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。
要件 判断ポイント
インフラストラクチャの管理負担を最小限に抑えたい OS・ミドルウェアまで利用者が管理する IaaS は要件に反する
→選択肢(A)を消す
開発者が処理ロジックやビジネスルールを実装して組み込む 完成品をそのまま使う SaaS ではない。作り込みの土台を提供するのが PaaS
→選択肢(B)を消す
Amazon Lex が提供するのは音声認識・自然言語理解の「部品」 利用者のコードを走らせる実行環境(FaaS=Lambda 型)とは役割が異なる
→選択肢(D)を消す
インフラは AWS 任せ、アプリの実装に集中できる環境 AWS の定義どおりの PaaS(Platform as a Service)
→選択肢(C)が正解
ひっかけポイント
  • 「マネージドサービス=SaaS」と短絡しないこと。SaaS は「完成した製品をそのまま使う」もの。Lex は開発者がボットを設計して初めて動く土台なので PaaS
  • 設問の「インフラ管理を最小限に」「ビジネスロジックの実装に集中」という 2 つの言い回しは、AWS 公式の PaaS の定義文とほぼ同じ。この 2 文が出たら PaaS を疑う
  • FaaS(AWS Lambda)は「自分のコードを実行する」モデル。Lex に Lambda を連携させられることと、Lex 自体が FaaS であることは別問題
  • 金融機関・チャットボットといったシナリオの装飾は判断に無関係。問われているのはサービスモデルの分類だけ
出題バリエーション 同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。
問題文がこう変わったら 正解はこう変わる
Amazon EC2 はどのモデルか」 OS 以上を利用者が管理するため IaaS が正解に変わる。
「エンドユーザーがそのまま使う業務アプリ(メール・BI ダッシュボード)はどのモデルか」 SaaS が正解に変わる。
「イベント駆動で自作コードだけを実行したい」 FaaS(AWS Lambda)が正解軸に。
モデルを自分で学習・デプロイしたい(Amazon SageMaker)」 ML の開発プラットフォームとして、やはり PaaS 寄りの位置づけで問われる。
関連サービスの解説 Amazon Lex
リファレンス この問題を解くために必要な知識を扱う公式ドキュメントです。
知識項目 公式ドキュメント
IaaS / PaaS / SaaS の定義とサービスモデルの区別 SaaS vs PaaS vs IaaS - クラウドコンピューティングのタイプ - AWS
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No.2 解説
ある金融機関では、AIを活用した顧客サービスを企画しており、AWS上に音声認識機能を実装したチャットボットシステムを構築する計画を立てています。この企業では、開発者がインフラストラクチャの管理負担を最小限に抑えながら、音声対話の処理ロジックやビジネスルールの実装に集中できる環境を求めています。Amazon Lexのようなサービスは、どのクラウドコンピューティングモデルに該当するでしょうか。
  • Infrastructure as a Service (IaaS)
  • Software as a Service (SaaS)
  • Platform as a Service (PaaS)
  • Function as a Service (FaaS)

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