Azure認定資格 WEB問題集＆徹底解説

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1. サービス概要

Azure Web Appsは、Webアプリケーション、REST API、およびモバイルバックエンドをホストするためのフルマネージドプラットフォームサービスです。 Web Appsは、インフラストラクチャの管理を気にすることなく、アプリケーションの構築、デプロイ、およびスケーリングに集中できるように設計されています。

Azure Web Appsは、さまざまなプログラミング言語とフレームワークをサポートし、WindowsとLinuxの両方で実行できます。

2. 主な特徴と機能

2.1 複数の言語とフレームワークのサポート

Web Appsは、ASP.NET、Node.js、Java、Python、PHP、Rubyなど、さまざまなプログラミング言語とフレームワークをサポートしています。

2.2 フルマネージドプラットフォーム

Web Appsは、インフラストラクチャの管理、OSのパッチ適用、スケーリング、および負荷分散を自動的に処理します。

2.3 自動スケーリング

Web Appsは、アプリケーションの負荷に基づいて自動的にスケールアップまたはスケールアウトできます。 これにより、常に最適なパフォーマンスを維持し、コストを削減できます。

2.4 CI/CDのサポート

Web Appsは、Azure DevOps、GitHub、BitbucketなどのさまざまなCI/CDツールと統合できます。 これにより、アプリケーションのデプロイを自動化し、開発プロセスを迅速化できます。

2.5 デプロイメントスロット

デプロイメントスロットを使用すると、本番環境に影響を与えることなく、新しいアプリケーションのバージョンをテストできます。 デプロイメントスロットを使用すると、安全かつ確実にアプリケーションをデプロイできます。

2.6 セキュリティ機能

Web Appsは、SSL/TLS、Azure Active Directory認証、IP制限など、さまざまなセキュリティ機能を提供します。 これにより、アプリケーションをセキュリティ上の脅威から保護できます。

2.7 App Service プラン

Web Appsを実行するためのコンピューティングリソースを定義します。App Service プランは、リージョン、サイズ、および価格層を定義します。

3. アーキテクチャおよび技術要素

1. ユーザーがWebブラウザを通じてWeb Appsにアクセスします。
2. Web Appsは、HTTPまたはHTTPSリクエストを受信し、アプリケーションにルーティングします。
3. アプリケーションは、リクエストを処理し、レスポンスをWeb Appsに返します。
4. Web Appsは、レスポンスをユーザーに返します。

Web Appsは、Azureのグローバルインフラストラクチャ上で動作しており、高い可用性とスケーラビリティを確保しています。

4. Azure Web Apps の使い方

• App Serviceプランの作成: Azure PortalでApp Serviceプランを作成します。
• Web Appの作成: App Serviceプランを選択し、Web Appを作成します。
• アプリケーションのデプロイ: FTP、Git、Azure DevOpsなどを使用して、アプリケーションをWeb Appにデプロイします。
• 構成の設定: アプリケーションの設定（接続文字列、環境変数など）をWeb Appに構成します。
• 監視: Azure Monitorを使用して、Web Appのパフォーマンスを監視します。

5. 料金形態

Azure Web Appsの料金は、App Serviceプランによって異なります。 App Serviceプランは、Free、Shared、Basic、Standard、Premium、Isolatedの各価格層で提供されています。

詳細は公式料金ページをご確認ください。

6. よくある活用例

• Webサイトのホスティング: 静的または動的なWebサイトをホストします。
• REST APIのホスティング: REST APIをホストし、モバイルアプリケーションや他のWebアプリケーションからアクセスできるようにします。
• モバイルバックエンドのホスティング: モバイルアプリケーションのバックエンドをホストし、データストレージ、認証、およびプッシュ通知などの機能を提供します。
• マイクロサービスのデプロイ: マイクロサービスアーキテクチャを採用したアプリケーションをデプロイします。
• エンタープライズアプリケーションの移行: オンプレミスのエンタープライズアプリケーションをAzureに移行します。

7. 設定・デプロイ手順（ハンズオン例）

1. Azure Portalにログインします。
2. App Serviceプランを作成します。
3. Web Appを作成し、App Serviceプランを選択します。
4. Gitを使用して、サンプルアプリケーションをWeb Appにデプロイします。
5. Webブラウザを使用して、アプリケーションにアクセスします。

8. 試験で問われやすいポイント

8.1 Web Apps の基本

• Q: Azure Web Apps の主な目的は？
  A: Webアプリケーション、REST API、およびモバイルバックエンドをホストするためのフルマネージドプラットフォームサービスを提供すること。

8.2 サポートされている言語とフレームワーク

• Q: Web Appsでサポートされている言語とフレームワークは？
  A: ASP.NET、Node.js、Java、Python、PHP、Rubyなど。

8.3 App Serviceプラン

• Q: App Serviceプランとは？
  A: Web Appsを実行するためのコンピューティングリソースを定義するもの。
• Q: App Serviceプランの種類は？
  A: Free、Shared、Basic、Standard、Premium、Isolated。

8.4 スケーリング

• Q: Web Appsはどのようにスケーリングできるか？
  A: アプリケーションの負荷に基づいて自動的にスケールアップまたはスケールアウトできる。

8.5 デプロイメントスロット

• Q: デプロイメントスロットとは？
  A: 本番環境に影響を与えることなく、新しいアプリケーションのバージョンをテストできる環境。

8.6 セキュリティ機能

• Q: Web Appsが提供するセキュリティ機能は？
  A: SSL/TLS、Azure Active Directory認証、IP制限など。

8.7 その他細かな試験ポイント

• Web Appsは、Azureのグローバルインフラストラクチャ上で動作している。
• Web Appsは、Azure DevOps、GitHub、BitbucketなどのCI/CDツールと統合できる。