AWS認定資格 WEB問題集&徹底解説機械学習エンジニア アソシエイト(MLA)

AWS認定 機械学習エンジニア-アソシエイトとは?

AWS認定 機械学習エンジニア-アソシエイトとは、どういった位置づけの資格になるのでしょうか?
ここでは、そういった疑問に解答してきたいと思います。

目次

AWS認定 機械学習エンジニア-アソシエイト(MLA) 試験とは?

AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate (MLA-C01) 試験は、機械学習(ML)エンジニアの役割を担う個人を対象としています。ML ソリューションと ML パイプラインを AWS 上で構築、運用、デプロイ、保守する能力を検証します。データの準備からモデルの開発、デプロイ、運用・監視までを一通りカバーする、実装寄りの試験です。

※AWS の公式認定ページでは、本試験の改訂版(MLA-C02)への更新がアナウンスされています(2026年7月時点の確認。MLA-C02 の登録受付開始は2026年9月1日、MLA-C01 の英語版の最終受験日は2026年9月28日)。受験時期によっては改訂版が対象になるため、最新情報は公式ページでご確認ください。

どんな能力があることを証明できる?

  • ML 向けのデータの取り込み、変換、検証、準備についての知識
  • モデリングアプローチの選択、モデルのトレーニングとチューニング、パフォーマンス分析についての知識
  • デプロイインフラの選択とスクリプト化、CI/CD パイプラインの構築、ML ワークフローのオーケストレーションについての知識
  • 本番モデル・インフラ・コストのモニタリングと、ML ソリューションのセキュリティ確保についての知識

推奨される経験・知識

  • Amazon SageMaker およびその他の AWS の ML エンジニアリング関連サービスの利用経験 1 年以上
  • バックエンド開発者、DevOps 開発者、データエンジニア、データサイエンティストなど関連する役割の経験 1 年以上
  • ML アルゴリズムの基本概念、データエンジニアリングの基礎、CI/CD パイプライン、コードによるインフラ管理に関する知識
  • AWS のコアサービス(コンピューティング、ストレージ、ネットワーク、セキュリティ)とコスト最適化の一般知識

試験内容

AWSサービスの特性に関する問題や企業の課題解決に対してどのAWSサービスを利用するのが最適かなど、より実務に近い内容も出題されます。
従来の択一・複数選択に加えて、順序付け(手順を正しい順に並べる)、マッチング(項目と選択肢を対応づける)、ケーススタディ(1 つのシナリオに対して複数の設問に答える)といった新しい形式の問題も出題されます。

出題分野と比重
分野 内容 比重
1 機械学習 (ML) のためのデータ準備 28%
2 ML モデルの開発 26%
3 ML ワークフローのデプロイとオーケストレーション 22%
4 ML ソリューションのモニタリング、保守、セキュリティ 24%

各分野のタスク
  • 第 1 分野: 機械学習 (ML) のためのデータ準備
    • 1.1 データの取り込みと保存(データ形式の選択、S3 / EFS / FSx などのストレージ、Kinesis によるストリーミング取り込み)
    • 1.2 データ変換と特徴量エンジニアリング(クレンジング、スケーリング、エンコーディング、SageMaker Data Wrangler / AWS Glue、Ground Truth によるラベリング)
    • 1.3 データ整合性の確保とモデリング用データの準備(SageMaker Clarify によるバイアス検出、暗号化・匿名化、データ品質の検証、データセット分割)
  • 第 2 分野: ML モデルの開発
    • 2.1 モデリングアプローチの選択(AI サービスと SageMaker 組み込みアルゴリズムの使い分け、JumpStart / Amazon Bedrock の基盤モデル)
    • 2.2 モデルのトレーニングと改良(ハイパーパラメータチューニング、正則化、分散トレーニング、ファインチューニング、Model Registry)
    • 2.3 モデルパフォーマンスの分析(評価指標の選択と解釈、過学習・学習不足の判別、SageMaker Clarify / Model Debugger)
  • 第 3 分野: ML ワークフローのデプロイとオーケストレーション
    • 3.1 デプロイインフラの選択(リアルタイム / サーバーレス / 非同期 / バッチ推論のエンドポイント、コンテナ、SageMaker Neo)
    • 3.2 インフラの作成とスクリプト化(CloudFormation / AWS CDK、エンドポイントの自動スケーリング、VPC 内構成)
    • 3.3 CI/CD パイプラインの構築(CodePipeline / CodeBuild / CodeDeploy、SageMaker Pipelines、デプロイ戦略と再トレーニングの自動化)
  • 第 4 分野: ML ソリューションのモニタリング、保守、セキュリティ
    • 4.1 モデル推論のモニタリング(データドリフト・モデル劣化の検出、SageMaker Model Monitor、A/B テスト)
    • 4.2 インフラとコストのモニタリングと最適化(CloudWatch / X-Ray、Inference Recommender、購入オプションとタグ付けによるコスト管理)
    • 4.3 AWS リソースの保護(IAM と SageMaker Role Manager、VPC によるネットワーク分離、CI/CD のセキュリティ、監査ログ)
※ 出題分野と比重は2026-08-17時点の公式試験ガイド(MLA-C01 Version 1.0)に基づきます。

受験概要(試験形式・試験場所・試験日程・受験料・合格基準・有効期限)

AWS認定 機械学習エンジニア-アソシエイト(MLA)の試験概要は以下の通りです。

試験形式

試験は、テストセンターまたはオンラインでPC操作で行います。
問題数は65問、試験時間は130分です。

※65問のうち50問が採点対象で、残りは採点対象外(将来の出題候補の評価用)です。受験中に区別はできません。

試験場所

テストセンターの場合は、受験申し込みの際に以下のような感じで郵便番号を入力すると、最寄りのテストセンターが表示されます。

試験日程

テストセンターにより異なります。
毎日行っているところもあれば、平日のみのテストセンターもありました。

※ただし、不合格で再受験する場合は、14日間待つ必要があります。

受験料

20,000円(税別)

※試験区分により異なります

合格基準

72%

※配点は公開されていませんが、1000点満点で720点が最低合格ラインとなります。

有効期限

3年間