AWS認定資格 WEB問題集&徹底解説

CloudOpsエンジニア -アソシエイト

正解 B問題
要復習(もう一度解きたい問題) 1 2 3 4
合格に向けて、もっと深く学習する
豊富な問題と詳細なAWSサービス解説を、24時間無料でお試しいただけます
プレミアム会員機能を無料で試す ❯
問題文と選択肢
ある企業が、Amazon EC2 インスタンス上で Web アプリケーションをホストしています。ユーザーから、Web アプリケーションがときどき無応答状態になるという報告を受けました。Amazon CloudWatch メトリクスを調べたところ、無応答時の CPU 使用率が 100% になっていました。CloudOps 管理者は、CPU 使用率が高騰した際に通知を受け取れるよう、この問題を監視するためのソリューションを実装する必要があります。
この要件を満たすには、どうすればよいですか。
  • EC2 インスタンスに対する AWS CloudTrail イベントを監視するための CloudWatch アラームを作成する。
  • EC2 インスタンスの CPU 使用率に対する CloudWatch メトリクスを監視するための CloudWatch アラームを作成する。
  • EC2 インスタンスの CPU 使用率に対する CloudWatch メトリクスを監視するための Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) トピックを作成する。
  • Amazon Inspector を使用して、EC2 インスタンスに対する定期的な評価スキャンを作成し、CPU 使用率の異常を検出する。
解説 頻出度★★★★★
この問題は、「メトリクスのしきい値超過を検知して通知する」という要件に対し、CloudWatch の役割分担(メトリクスを監視して状態を判定するのはアラーム、通知の配信先が SNS)を理解しているかがポイントです。

A. EC2 インスタンスに対する AWS CloudTrail イベントを監視するための CloudWatch アラームを作成する。

AWS CloudTrail が記録するのは AWS API コールの監査ログ(誰がいつどの API を呼んだか)であり、EC2 インスタンス内部の CPU 使用率は一切記録しません
CloudTrail イベントを監視するアラームでは「CPU 100% で無応答」という事象を検知できず、要件を満たしません。

正解

B. EC2 インスタンスの CPU 使用率に対する CloudWatch メトリクスを監視するための CloudWatch アラームを作成する。

EC2 の CPUUtilization は標準メトリクスとして CloudWatch に自動で送信されます。このメトリクスに対して CloudWatch アラームを作成し、しきい値(例えば 90% が 5 分継続)を設定すれば、状態が ALARM に遷移した時点で SNS トピック経由の通知やアクションを実行できます。
「メトリクスを監視し、異常時に気づける」という要件をそのまま満たす、標準的かつ最小構成の解であり、これが正解です。

C. EC2 インスタンスの CPU 使用率に対する CloudWatch メトリクスを監視するための Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) トピックを作成する。

Amazon SNS はメッセージを配信するためのプッシュ通知サービスであり、それ自体が CloudWatch メトリクスを評価する機能を持ちません
SNS トピックは CloudWatch アラームのアクション(通知先)として使うもので、トピックだけを作成しても誰もしきい値を判定しません。役割の順序を逆に見せる典型的なひっかけです。

D. Amazon Inspector を使用して、EC2 インスタンスに対する定期的な評価スキャンを作成し、CPU 使用率の異常を検出する。

Amazon Inspector は EC2 やコンテナイメージの脆弱性・意図しないネットワーク到達性を継続的にスキャンするセキュリティサービスです。
CVE や設定不備は検出しますが、CPU 使用率のようなパフォーマンスメトリクスは対象外で、性能異常の監視には使えません。

これだけ覚える(記憶フック)
監視して気づくのは CloudWatch アラーム、知らせるのが SNS。SNS 単体はメトリクスを見ない。
正解への思考ルート 問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。
要件 判断ポイント
監視対象が「CPU 使用率 100%」というメトリクス CPU 使用率は CloudWatch の標準メトリクス(CPUUtilization)。API 監査ログ(CloudTrail)でも脆弱性スキャン(Inspector)でもない
→選択肢(A・D)を消す
しきい値を超えたことを検知して通知したい メトリクスを評価して状態を判定できるのは CloudWatch アラームだけ
→選択肢(B)が正解
通知の配信手段をどう組むか SNS はアラームの通知先であり、単体ではメトリクスを監視できない
→選択肢(C)を消す
追加エージェントや追加設定なしで実装したい CPUUtilization はエージェント不要で取得済み。アラームを作るだけで完結する
→選択肢(B)が正解
ひっかけポイント
  • 選択肢 C は「CPU 使用率に対する CloudWatch メトリクスを監視するための SNS トピック」と、B とほぼ同じ文面で語尾だけをすり替えている。末尾のサービス名まで読むことが勝負どころ
  • CloudTrail と CloudWatch は名前が似ているが、CloudTrail は「誰が API を叩いたか」、CloudWatch は「リソースがどう動いているか」。監視対象が OS/リソースの数値ならほぼ CloudWatch
  • Amazon Inspector は「評価」「検査」という語感からパフォーマンス診断に見えるが、実体は脆弱性管理サービス。SOA では Systems Manager / GuardDuty との役割混同も狙われる
  • メモリ使用率やディスク空き容量は標準メトリクスに含まれない(CloudWatch エージェントが必要)。本問が「メモリ使用率」に変わると正解の作り方が変わる点に注意
出題バリエーション 同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。
問題文がこう変わったら 正解はこう変わる
メモリ使用率やディスク使用量を監視したい」 CloudWatch エージェントの導入(カスタムメトリクス)が前提として必要になる。
「CPU 高騰時に自動でインスタンスを再起動/復旧したい」 CloudWatch アラームの EC2 アクション(再起動・復旧)や Auto Scaling による自動対応が正解軸に。
誰がインスタンスを停止したのか調べたい」 AWS CloudTrail のイベント履歴が正解に浮上する。
「しきい値を決め打ちできない、普段と違う挙動を検知したい」 CloudWatch 異常検出(Anomaly Detection)ベースのアラームが正解軸に。
関連サービスの解説 Amazon CloudWatch
Amazon EC2
Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS)
+ 質問 / コメント
解答・解説に疑問がある場合や、よりよい解説がある場合など、お気軽にコメントください。ただし、短文コメントは表示されません。また、中傷などコメントの内容によっては、会員機能を停止させて頂きます。教え学び合える場になれば嬉しいです。(コメント投稿にはログインが必要です)
正答率 85%
No.2 解説
ある企業が、Amazon EC2 インスタンス上で Web アプリケーションをホストしています。ユーザーから、Web アプリケーションがときどき無応答状態になるという報告を受けました。Amazon CloudWatch メトリクスを調べたところ、無応答時の CPU 使用率が 100% になっていました。CloudOps 管理者は、CPU 使用率が高騰した際に通知を受け取れるよう、この問題を監視するためのソリューションを実装する必要があります。
この要件を満たすには、どうすればよいですか。
  • EC2 インスタンスに対する AWS CloudTrail イベントを監視するための CloudWatch アラームを作成する。
  • EC2 インスタンスの CPU 使用率に対する CloudWatch メトリクスを監視するための CloudWatch アラームを作成する。
  • EC2 インスタンスの CPU 使用率に対する CloudWatch メトリクスを監視するための Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) トピックを作成する。
  • Amazon Inspector を使用して、EC2 インスタンスに対する定期的な評価スキャンを作成し、CPU 使用率の異常を検出する。

(会員限定)当問題の評価をお願いします。改善に活用します。