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問題文と選択肢
ある企業が、自社のデータを使って生成AIモデルの構築・トレーニング・チューニングを行い、推論エンドポイントとしてデプロイするまでを一貫して管理できる機械学習プラットフォームを探しています。次の選択肢のうち、この用途に最も適したAWSサービスはどれですか?
- Amazon SageMaker
- Amazon Transcribe
- Amazon Polly
- AWS Lambda
解説
頻出度★★★★★
この問題は、「モデルの構築 × トレーニング × チューニング × デプロイを一貫管理」という要件から、機械学習のフルマネージドプラットフォームである Amazon SageMaker を選べるかがポイントです。他の3つは単機能のAIサービスまたは汎用の実行基盤で、モデル開発基盤にはなりません。
正解
A. Amazon SageMaker
Amazon SageMaker は、データ準備・モデルの構築・トレーニング・チューニング・デプロイ・監視までをカバーする機械学習のフルマネージドプラットフォームです。
SageMaker JumpStart から基盤モデルを取得してファインチューニングしたり、独自モデルを学習させて推論エンドポイントとして公開したりと、生成AIモデルのライフサイクル全体を一貫して管理できます。
「一貫して管理できる機械学習プラットフォーム」という要件に合致する唯一の選択肢です。
B. Amazon Transcribe
Amazon Transcribe は、音声をテキストに変換する(文字起こし)ための学習済みAIサービスです。
APIを呼び出して使うだけの単機能サービスであり、自前のモデルを構築・トレーニング・デプロイする基盤ではありません。
生成AIモデルの開発プラットフォームという要件を満たしません。
C. Amazon Polly
Amazon Polly は、テキストを人間のような音声に変換する(音声合成)学習済みAIサービスです。
読み上げ音声の生成には最適ですが、こちらもモデルの学習・チューニング・デプロイを行う仕組みは持ちません。
「生成」という語感に引かれても、生成AIモデルの開発基盤にはなりません。
D. AWS Lambda
AWS Lambda は、イベント駆動でコードを実行するサーバーレスのコンピューティングサービスです。
推論APIの前段処理や軽量な呼び出しの実装には使えますが、それ自体は機械学習の機能を持たず、モデルの学習基盤にもなりません(実行時間やリソースの制約もあります)。
アプリケーションの「配線」を担う汎用サービスであり、モデル開発プラットフォームではありません。
これだけ覚える(記憶フック)
モデルを「作る・鍛える・配る」なら SageMaker。既製の基盤モデルをAPIで「使う」だけなら Bedrock。
モデルを「作る・鍛える・配る」なら SageMaker。既製の基盤モデルをAPIで「使う」だけなら Bedrock。
正解への思考ルート
問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。| 要件 | 判断ポイント |
|---|---|
| モデルの構築・トレーニング・チューニングを行う | 学習ジョブやハイパーパラメータチューニングを提供するのは Amazon SageMaker だけ →選択肢(A)が正解 |
| 推論エンドポイントとしてデプロイし一貫管理する | SageMaker は学習からホスティング・監視までを1つのプラットフォームで完結できる →選択肢(A)が正解 |
| 求めているのは「開発プラットフォーム」 | Transcribe・Polly は用途が固定された学習済みAIサービスで、モデルを自分で作る場ではない →選択肢(B・C)を消す |
| 機械学習そのものの機能が必要 | AWS Lambda は汎用のコード実行基盤で、ML の学習・ホスティング機能を持たない →選択肢(D)を消す |
ひっかけポイント
- Amazon Polly の「音声を生成する」という語感で「生成AI」と結び付けるのが罠。生成AIモデルを開発するプラットフォームかどうかで判断する
- AWS Lambda は推論の呼び出しに組み合わせて使えるため紛らわしいが、モデルの学習・ホスティングそのものは担えない
- 実務・試験では「既製の基盤モデルをAPIで使うなら Amazon Bedrock、モデルを作って鍛えて配るなら Amazon SageMaker」という住み分けが頻出。本問は後者を問うている
- Transcribe / Polly / Comprehend などの単機能AIサービスと、SageMaker のようなML プラットフォームを同じ土俵で比較しないこと
出題バリエーション
同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。| 問題文がこう変わったら | 正解はこう変わる |
|---|---|
| 「既製の基盤モデルをAPIで呼び出すだけで生成AIアプリを素早く作りたい」 | Amazon Bedrock が正解に変わる(インフラ管理不要・サーバーレス)。 |
| 「コーディング経験のない担当者でも予測モデルを作りたい」 | Amazon SageMaker Canvas が正解軸に。 |
| 「公開されている事前学習済みモデルをすぐ試したい」 | Amazon SageMaker JumpStart が論点になる。 |
| 「音声をテキスト化/テキストを読み上げたい」 | それぞれ Amazon Transcribe / Amazon Polly が正解に変わる。 |
| 「推論APIをイベント駆動で呼び出す前処理を実装したい」 | AWS Lambda が構成要素として登場する(モデル基盤としてではない)。 |
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正答率 93%
No.10 解説
ある企業が、自社のデータを使って生成AIモデルの構築・トレーニング・チューニングを行い、推論エンドポイントとしてデプロイするまでを一貫して管理できる機械学習プラットフォームを探しています。次の選択肢のうち、この用途に最も適したAWSサービスはどれですか?
- Amazon SageMaker
- Amazon Transcribe
- Amazon Polly
- AWS Lambda