Azure認定資格 WEB問題集&徹底解説
AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals
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問題文と選択肢
Azure サービスに接続するためにプライベートエンドポイントを使用する主な利点は何ですか?
- アウトバウンドデータ転送のコスト削減。
- パブリックインターネットを経由しないことによるセキュリティの向上。
- パブリックエンドポイントと比較してネットワークパフォーマンスが向上。
- レガシープロトコルとの互換性。
解説
頻出度★★★★★
この問題は、プライベートエンドポイント(Azure Private Link)の目的を問うもので、PaaS サービスに VNet 内のプライベート IP でアクセスし、通信をパブリックインターネットから切り離すという本質を選べるかがポイント
A. アウトバウンドデータ転送のコスト削減。
プライベートエンドポイントの目的はセキュリティであってコスト削減ではない。
プライベートエンドポイント自体に時間課金とデータ処理課金が発生するため、パブリックエンドポイント経由よりむしろ費用は増えることが多い。
「主な利点」を問う本問では明確に不適。
正解
B. パブリックインターネットを経由しないことによるセキュリティの向上。
プライベートエンドポイントは、Azure Storage や Azure SQL Database などの PaaS サービスに対して自分の仮想ネットワーク内のプライベート IP アドレスを割り当てる仕組み(Azure Private Link)。
これにより通信は Microsoft のバックボーンネットワーク内で完結し、パブリックインターネットを経由しないため、データ流出の経路を断てる。
サービス側のパブリックアクセスを無効化すれば、そのリソースはインターネットから到達不能にできる。データ保護の観点で最大の利点であり、これが正解。
C. パブリックエンドポイントと比較してネットワークパフォーマンスが向上。
結果として Microsoft のバックボーン経由になるが、パフォーマンス向上が保証されるわけではない。
プライベートエンドポイントは高速化のための機能ではなく、閉域アクセスのための機能であり、Microsoft も性能改善を主目的として位置づけていない。
「主な利点」としては誤り。
D. レガシープロトコルとの互換性。
プライベートエンドポイントは接続経路(ネットワーク)を変える仕組みであって、アプリケーションが話すプロトコルを変換・互換化するものではない。
接続先の PaaS サービスが対応するプロトコルはそのままで、レガシープロトコルが新たに使えるようになることはない。
機能の役割そのものと噛み合わない、明確な誤り。
これだけ覚える(記憶フック)
プライベートエンドポイント=PaaS を VNet の中に引き込む NIC。目的はコストでも速度でもなく“インターネットを通らない”こと。
プライベートエンドポイント=PaaS を VNet の中に引き込む NIC。目的はコストでも速度でもなく“インターネットを通らない”こと。
正解への思考ルート
問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。| 要件 | 判断ポイント |
|---|---|
| プライベートエンドポイントの「主な」利点を問うている | 設計意図は閉域化(パブリックインターネットを経由しない通信)。副次的な効果ではなく主目的を選ぶ →選択肢(B)が正解 |
| VNet 内のプライベート IP で PaaS に接続する仕組み | 通信はMicrosoft のバックボーン内で完結し、サービスのパブリックアクセスを無効化できる →選択肢(B)が正解 |
| コストの観点 | プライベートエンドポイントは時間課金+データ処理課金が加算される。安くなる方向ではない →選択肢(A)を消す |
| パフォーマンスの観点 | 高速化を目的とした機能ではなく、性能向上は保証されない →選択肢(C)を消す |
| プロトコルの観点 | 変えるのは経路だけで、アプリケーションプロトコルの互換性には関与しない →選択肢(D)を消す |
ひっかけポイント
- 「Microsoft のバックボーンを通る」=「速くなる」と短絡させるのが選択肢 C の罠。性能改善は保証されず、主目的でもない
- 「専用の接続だからインターネット料金が浮きそう」と考えると A に引っかかる。実際はエンドポイントの利用料が上乗せされる
- サービスエンドポイントとの違いに注意。サービスエンドポイントは PaaS 側のパブリック IP に VNet 経由でアクセスするのに対し、プライベートエンドポイントは PaaS に VNet 内のプライベート IP を与える
- 「主な利点は何か」と問われたら、その機能が生まれた目的(=セキュリティ・閉域化)を答える。副次的効果は正解にならない
出題バリエーション
同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。| 問題文がこう変わったら | 正解はこう変わる |
|---|---|
| 「追加コストなしで、VNet からのアクセスだけに PaaS を限定したい」 | サービスエンドポイント(無料)が正解軸に。 |
| 「オンプレミスから Azure へ インターネットを経由しない専用線で接続したい」 | Azure ExpressRoute が正解に変わる。 |
| 「VNet 内の VM からインターネットへの送信 IP を固定したい」 | Azure NAT Gateway が正解軸に。 |
| 「プライベートエンドポイントの名前解決をどうするか」 | Azure Private DNS ゾーンとの統合が論点になる。 |
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正答率 87%
No.4 解説
Azure サービスに接続するためにプライベートエンドポイントを使用する主な利点は何ですか?
- アウトバウンドデータ転送のコスト削減。
- パブリックインターネットを経由しないことによるセキュリティの向上。
- パブリックエンドポイントと比較してネットワークパフォーマンスが向上。
- レガシープロトコルとの互換性。