Azure認定資格 WEB問題集&徹底解説
AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals
合格に向けて、もっと深く学習する
豊富な問題と詳細なAzureサービス解説を、24時間無料でお試しいただけます
問題文と選択肢
Azure VPN Gateway において、サイト間VPN接続とは具体的にどのようなものを指しますか?
- Azure VNetに接続された仮想マシン同士の接続
- Azure VNetとインターネット間の接続
- オンプレミスネットワークとAzure VNet間の接続
- 異なるAzure VNet間の接続
解説
頻出度★★★★★
この問題は、「サイト間(Site-to-Site)VPN」という用語の定義そのものを問うもので、“サイト”=オンプレミスの拠点ネットワークであり、拠点と Azure VNet を IPsec/IKE で結ぶ接続だと理解できているかがポイント
A. Azure VNetに接続された仮想マシン同士の接続
同じ VNet(またはサブネット)に接続された仮想マシン同士は、既定でプライベート IP により直接通信できる。
VNet 内部の通信に VPN Gateway は不要であり、サイト間 VPN とはまったく別の話。
「サイト(拠点)間」という語の意味と合致しない、明確な誤り。
B. Azure VNetとインターネット間の接続
VNet とインターネットの間の通信は、パブリック IP・NAT Gateway・Azure Firewall などが担う領域。
VPN Gateway はインターネットを“経路として使いながら、暗号化トンネルで閉域接続を作る”装置であり、インターネットそのものへの接続を提供するサービスではない。
役割を取り違えた誤り。
正解
C. オンプレミスネットワークとAzure VNet間の接続
サイト間(Site-to-Site)VPN 接続とは、オンプレミス拠点のネットワークと Azure VNet を、IPsec/IKE の暗号化トンネルで接続する構成。
オンプレミス側には VPN デバイス(パブリック IP を持つ)を、Azure 側には VPN Gateway とローカルネットワークゲートウェイを配置し、拠点全体と VNet 全体が相互に通信できるようになる。
ハイブリッド構成の代表例であり、これが正解。
D. 異なるAzure VNet間の接続
異なる VNet 同士の接続は、VNet ピアリング(Azure バックボーン経由・低遅延・高帯域)や VNet 間 VPN 接続で実現する。
これらは「サイト間 VPN」ではなく別のシナリオとして区別される。
VNet はオンプレミスの「サイト(拠点)」ではないため、定義に合致しない。
これだけ覚える(記憶フック)
サイト=拠点。Site-to-Site は「拠点 ⇔ VNet」。PC 1 台からなら Point-to-Site、VNet 同士なら VNet 間。
サイト=拠点。Site-to-Site は「拠点 ⇔ VNet」。PC 1 台からなら Point-to-Site、VNet 同士なら VNet 間。
正解への思考ルート
問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。| 要件 | 判断ポイント |
|---|---|
| 「サイト」という語が何を指すか | サイト=オンプレミスの拠点ネットワーク。よってサイト間 VPN は「拠点 ⇔ Azure VNet」 →選択肢(C)が正解 |
| VPN Gateway が扱うのは VNet の“外”との接続 | 同一 VNet 内の VM 同士は既定で通信可能で、そもそも Gateway は不要 →選択肢(A)を消す |
| VPN はインターネット上に暗号化トンネルを張る技術 | インターネットへの接続そのものを提供する機能ではない(それは NAT Gateway やパブリック IP の役割) →選択肢(B)を消す |
| 接続相手が Azure 側同士のケース | VNet 同士の接続はVNet ピアリング/VNet 間 VPNという別の名前で区別される →選択肢(D)を消す |
ひっかけポイント
- 選択肢 D は「VPN Gateway でも VNet 間接続はできる」ため部分的に正しく見えるのが罠。しかしそれは「VNet 間(VNet-to-VNet)接続」という別カテゴリで、「サイト間」ではない
- 「VPN=インターネットにつなぐもの」という漠然としたイメージで B を選ばない。VPN はインターネットを経路に使って“閉域”を作るのであって、インターネット接続の提供ではない
- Site-to-Site(拠点全体)と Point-to-Site(個々のクライアント PC から)の違いは頻出。「在宅の PC 1 台から VNet へ」と書かれていたら P2S
- サイト間 VPN にはオンプレミス側の VPN デバイスとパブリック IPが必要。「専用線でインターネットを一切通らない」構成は ExpressRoute であって VPN ではない
出題バリエーション
同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。| 問題文がこう変わったら | 正解はこう変わる |
|---|---|
| 「在宅勤務者の PC 1 台から VNet 内のリソースに安全に接続したい」 | ポイント対サイト(P2S)VPN が正解に変わる。 |
| 「2 つの VNet を低遅延・高帯域で接続したい」 | VNet ピアリングが正解軸に。 |
| 「インターネットを経由しない専用線で、安定した帯域と SLA が欲しい」 | Azure ExpressRoute が正解に変わる。 |
| 「多数の拠点と Azure・拠点同士を大規模に相互接続したい」 | Azure Virtual WAN が正解軸に。 |
+ 質問 / コメント
解答・解説に疑問がある場合や、よりよい解説がある場合など、お気軽にコメントください。ただし、短文コメントは表示されません。また、中傷などコメントの内容によっては、会員機能を停止させて頂きます。教え学び合える場になれば嬉しいです。(コメント投稿にはログインが必要です)
正答率 53%
No.5 解説
Azure VPN Gateway において、サイト間VPN接続とは具体的にどのようなものを指しますか?
- Azure VNetに接続された仮想マシン同士の接続
- Azure VNetとインターネット間の接続
- オンプレミスネットワークとAzure VNet間の接続
- 異なるAzure VNet間の接続