Azure認定資格 WEB問題集&徹底解説

DP-900:Microsoft Azure Data Fundamentals

正解 A,C,E問題
分野4:分析ワークロードの説明 タスクステートメント4.2:リアルタイムデータ分析に関する考慮事項の説明
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問題文と選択肢
ある自動車部品メーカーは、工場内の各種センサーやアプリケーションから発生するイベントデータをリアルタイムに取り込み、Azure Stream Analytics のジョブで稼働状況の異常を即座に検知する仕組みを構築しようとしている。
このジョブのデータストリーム入力(イベントの取り込み元)として利用できるものを3つ選べ。
  • Azure IoT Hub
  • Azure SQL Database
  • Azure Event Hubs
  • Microsoft Power BI
  • Apache Kafka
  • Azure Cosmos DB
解説 頻出度★★★★★
この問題は、Azure Stream Analytics ジョブにつなぐサービスを「データ ストリーム入力」「参照データ入力」「出力」に正しく仕分けられるかがポイント。データ ストリーム入力は IoT Hub・Event Hubs・Apache Kafka で、参照データ専用の Azure SQL Database と、出力先の Power BI・Azure Cosmos DB が罠です。
正解

A. Azure IoT Hub

Azure IoT Hub は、IoT デバイスからのデータ収集に最適化されたサービスで、Stream Analytics のデータ ストリーム入力としてサポートされています。工場内のセンサーからのイベントを取り込む本問の構成では、最も典型的な取り込み元です。

B. Azure SQL Database

Azure SQL Database も Stream Analytics の入力にはなりますが、それは参照データ入力としてです。参照データは静的または変化の遅いデータ(設備マスタなど)で、ストリームのイベントと結合して値を引き当てるために使います。
時間とともに途切れなく発生するイベントの取り込み元であるデータ ストリーム入力にはサポートされていないため不適です。

正解

C. Azure Event Hubs

Azure Event Hubs は、複数のデバイスやサービスからイベント ストリームを収集するサービスで、データ ストリーム入力の代表です。センサーデータに限らず、問題文にある「アプリケーションから発生するイベント」の取り込み元にも適しています。

D. Microsoft Power BI

Microsoft Power BI は Stream Analytics の出力先です。ジョブの処理結果を Power BI に送ってリアルタイム ダッシュボードで可視化するのが定番の構成ですが、イベントを Stream Analytics に送り込む入力にはなりません。データの流れの向きが逆です。

正解

E. Apache Kafka

Apache Kafka は、Stream Analytics が入力としてファーストクラスの統合を持つソースの 1 つで、Kafka クラスターのトピックに流れているイベントを直接取り込めます。Azure のサービス名ではないため見落としやすいですが、データ ストリーム入力として利用でき、正解です。

F. Azure Cosmos DB

Azure Cosmos DB は Stream Analytics の出力先として使うサービスで、処理結果を JSON ドキュメントとして書き込む保存先です。入力(データ ストリーム入力・参照データ入力のいずれ)の一覧にも含まれていないため、イベントの取り込み元にはなりません。

これだけ覚える(記憶フック)
ASA のストリーム入力は Event Hubs・IoT Hub・Kafka(+Blob/ADLS)。SQL DB は参照データ、Power BI・Cosmos DB は出力。
正解への思考ルート 問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。
要件 判断ポイント
センサーやアプリケーションのイベントをリアルタイムに取り込む IoT デバイス向けに最適化された IoT Hub、イベント ストリームを収集する Event Hubs はデータ ストリーム入力
→選択肢(A・C)は候補
Azure 以外の取り込み元も含めて判断する Apache Kafka は Stream Analytics がファーストクラスで統合する入力
→選択肢(E)は候補
求められているのはデータ ストリーム入力(参照データ入力ではない) Azure SQL Database は参照データ入力のみで、イベント ストリームの取り込み元にはならない
→選択肢(B)を消す
ジョブの入力か出力か Power BI・Cosmos DB は処理結果を送る出力先で、入力には無い
→選択肢(D・F)を消す
3 つ選ぶ 残る IoT Hub・Event Hubs・Apache Kafka がデータ ストリーム入力
→選択肢(A・C・E)が正解
ひっかけポイント
  • Azure SQL Database は Stream Analytics の入力に参照データとして載っているため、「入力にできる」とだけ覚えていると選んでしまう。問われているのはデータ ストリーム入力
  • Power BI と Cosmos DB は Stream Analytics と一緒に使われる定番サービスだが、位置は出力側。構成図の矢印の向きで考える
  • Apache Kafka は Azure のサービス名ではないため外しがち。Stream Analytics は Kafka をファーストクラスの入力として統合している
出題バリエーション 同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。
問題文がこう変わったら 正解はこう変わる
「処理エンジンを特定せず、Microsoft Fabric の Eventstream でイベントを取り込みたい」 Eventstream は Azure SQL Database や Azure Cosmos DB の変更データ キャプチャ(CDC)もソースにできるため、選択肢 B・F も取り込み元になり得る。本問はエンジンを Stream Analytics に限定しているので該当しない。
「ログ ファイルなどの一括データをストリームとして取り込みたい」 Azure Blob Storage/Azure Data Lake Storage Gen2 もデータ ストリーム入力として正解になる。
「ストリームのイベントを設備マスタ(変化の遅いデータ)と結合して設備名を付けたい」 Azure SQL Database(または Blob Storage)を参照データ入力として追加する。
「検知結果をリアルタイム ダッシュボードに表示したい」 Power BI を出力に指定する。
「ストリーム処理を Microsoft Fabric の中で完結させたい」 Stream Analytics は Fabric の外にある Azure のサービス。Fabric では Real-Time Intelligence(Eventstream など)が正解軸に。
関連サービスの解説 Azure SQL Database
Azure Cosmos DB
Azure IoT Hub
Azure Event Hubs
Azure Stream Analytics
リファレンス この問題を解くために必要な知識を扱う公式ドキュメントです。
知識項目 公式ドキュメント
Stream Analytics のデータ ストリーム入力(Event Hubs・IoT Hub・Blob・ADLS Gen2・Kafka)と参照データ入力(SQL Database など) Azure Stream Analytics の入力を理解する - Azure Stream Analytics | Microsoft Learn
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No.15 解説
ある自動車部品メーカーは、工場内の各種センサーやアプリケーションから発生するイベントデータをリアルタイムに取り込み、Azure Stream Analytics のジョブで稼働状況の異常を即座に検知する仕組みを構築しようとしている。
このジョブのデータストリーム入力(イベントの取り込み元)として利用できるものを3つ選べ。
  • Azure IoT Hub
  • Azure SQL Database
  • Azure Event Hubs
  • Microsoft Power BI
  • Apache Kafka
  • Azure Cosmos DB

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