Azure認定資格 WEB問題集&徹底解説

AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals

正解 D問題
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問題文と選択肢
次のサービスのうち、クラウド、デスクトップ、オンプレミス、モバイルデバイスのいずれで実行されているかに関わらず、アプリケーションコンポーネント間の通信のために、コンポーネントの分離と非同期メッセージストレージを支援できるものはどれですか?
  • Azure File Sync
  • Azure Data Box
  • Azure Notification Hubs
  • Azure Queue Storage
解説 頻出度★★★★
この問題は、「コンポーネントの疎結合 × 非同期のメッセージ蓄積」の要件で、Azure Queue Storage が大量のメッセージを保管し、送信側と受信側を切り離すメッセージングストアであると分かるかがポイント

A. Azure File Sync

Azure File Sync は、Windows Server 上のファイル共有を Azure Files と同期し、オンプレミスのファイルサーバーをクラウドにキャッシュ/階層化するためのサービス。
扱う対象はファイルであって、アプリケーションコンポーネント間でやり取りするメッセージではない。
「コンポーネントの分離と非同期メッセージストレージ」という要件とは役割が異なるため誤り。

B. Azure Data Box

Azure Data Box は、大容量データを物理デバイスに書き込んで Microsoft に発送し、Azure へ取り込むオフラインのデータ転送サービス。
ネットワーク帯域が不足する TB〜PB 級の一括移行が用途で、アプリケーション実行中のメッセージ交換とは無関係。
「非同期」という語感に引きずられて選びやすいが、コンポーネント間通信の手段ではないため誤り。

C. Azure Notification Hubs

Azure Notification Hubs は、iOS/Android などのモバイルアプリへプッシュ通知を一斉配信するためのサービス。
問題文の「モバイルデバイス」という語に反応すると選びたくなるが、これはエンドユーザーの端末に通知を届ける仕組みであり、送信側と受信側のコンポーネントを切り離してメッセージを蓄積・後から取り出す用途は持たない。
問われているのはアプリ内部のコンポーネント間通信であるため誤り。

正解

D. Azure Queue Storage

Azure Queue Storage は、大量のメッセージを保管し、HTTP/HTTPS 経由で世界中のどこからでも取り出せるメッセージングストア。
送信側はメッセージをキューに入れるだけでよく、受信側は自分の都合のよいタイミングで取り出して処理できるため、コンポーネントの疎結合(分離)と非同期処理が実現できる。
クラウド・デスクトップ・オンプレミス・モバイルのどこで動いていても、Azure Storage の REST API でアクセスできる点も問題文の記述と一致しており、これが正解。

これだけ覚える(記憶フック)
「非同期」「分離(疎結合)」「メッセージを貯める」= Queue Storage。ファイル・データ転送・通知はすべて別物。
正解への思考ルート 問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。
要件 判断ポイント
クラウド/デスクトップ/オンプレミス/モバイルのどこからでも利用したい Azure Storage の一機能である Queue Storage はHTTP/HTTPS の REST APIでどこからでもアクセスできる
→選択肢(D)が正解
コンポーネントの「分離(疎結合)」を支援したい 送信側と受信側が同時に稼働していなくてよいのがキューの本質。ファイル同期やデータ搬送では実現できない
→選択肢(A)を消す
「非同期メッセージストレージ」=メッセージを貯めておく箱 オフラインの一括データ搬送サービスは、実行中アプリのメッセージ交換とは用途がまったく違う
→選択肢(B)を消す
「モバイルデバイス」はどこで動いているかの例示にすぎない モバイル向けのプッシュ通知配信サービスは、コンポーネント間のメッセージ蓄積を担わない
→選択肢(C)を消す
ひっかけポイント
  • 問題文の「モバイルデバイス」という語だけを拾うと Azure Notification Hubs を選びたくなるが、これはユーザー端末への通知配信であり、アプリのコンポーネント間でメッセージを受け渡す仕組みではない
  • Azure Data Box は「データを非同期で運ぶ」イメージがあるが、実体は物理デバイスを郵送するオフライン移行サービス。アプリケーションの実行時通信とは無関係
  • 「ストレージ」という語から Blob/File 系を連想しがちだが、ここで求められているのはメッセージを一時的に貯めるストレージ。Azure Storage には Blob・File・Table・Queue の 4 種類がある点を押さえる
  • Queue Storage と Azure Service Bus はどちらもメッセージング。AZ-900 レベルでは「シンプルな大量キュー=Queue Storage」「トピック/サブスクリプションなど高度な機能=Service Bus」と切り分ければ十分
出題バリエーション 同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。
問題文がこう変わったら 正解はこう変わる
FIFO 保証・トピックとサブスクリプション・トランザクションなど高度なメッセージング機能が必要」 Azure Service Bus が正解に変わる。
リソースの作成などのイベントを検知して処理をトリガーしたい」 Azure Event Grid が正解軸に(イベントのプッシュ配信)。
「オンプレミスのファイルサーバーをクラウドに階層化したい」 Azure File Sync(+ Azure Files)が正解に変わる。
「数十 TB のデータをネットワークを使わずAzure に移したい」 Azure Data Box が正解に変わる。
「キューにメッセージが入ったら自動でコードを実行したい」 Azure Functions(キュートリガー)との組み合わせが正解軸に。
関連サービスの解説 Azure Queue Storage
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No.6 解説
次のサービスのうち、クラウド、デスクトップ、オンプレミス、モバイルデバイスのいずれで実行されているかに関わらず、アプリケーションコンポーネント間の通信のために、コンポーネントの分離と非同期メッセージストレージを支援できるものはどれですか?
  • Azure File Sync
  • Azure Data Box
  • Azure Notification Hubs
  • Azure Queue Storage

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