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AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals

正解 B問題
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問題文と選択肢
あるスタートアップ企業が、日々の業務に不可欠な仮想マシン群を単一の Azure リージョンにデプロイしました。同社は、1 つのデータセンター(施設)で障害が発生した場合でも、これらの仮想マシンの可用性を確保する必要があります。
同僚は「仮想マシンを 2 つ以上の仮想マシン スケール セットにデプロイすれば、この要件を満たせる」と提案しました。この提案は要件を満たしていますか?
  • はい
  • いいえ
解説 頻出度★★★★
この問題は、「データセンター(施設)単位の障害からの保護」という要件に対し、スケール セットを複数用意することと、可用性ゾーンにまたがって配置することはまったく別だと見抜けるかがポイント

A. はい

「はい」は誤り。仮想マシン スケール セットは同一リージョン内で VM を自動的に増減(スケール)させる仕組みであり、既定では割り当て先のデータセンターを分散させる保証はありません。
スケール セットを 2 つ、3 つと増やしても、それらが同じデータセンターに配置されれば施設ごと落ちたときに全滅します。「数を増やす=可用性が上がる」という直感が通じない典型例です。

正解

B. いいえ

正解。データセンター(施設)単位の障害から保護するには、物理的に分離した施設である「可用性ゾーン」にインスタンスを分散させる必要があります。
具体的には、スケール セット自体をゾーン冗長(複数の可用性ゾーンにまたがる構成)で作成するか、ゾーンごとにスケール セットを配置して Load Balancer で振り分けます。さらにリージョン全体の障害まで守るなら、複数リージョンに配置して Azure Traffic Manager / Front Door で分散します。
「スケール セットを 2 つ以上」という提案にはゾーンやリージョンをまたぐという要素が一切含まれていないため、要件を満たしません。

C. ー

この設問は「はい/いいえ」で答える 2 択形式のため、選択肢 C は使用しません。

D. ー

この設問は「はい/いいえ」で答える 2 択形式のため、選択肢 D は使用しません。

これだけ覚える(記憶フック)
スケール セットは「台数」、可用性ゾーンは「場所」。データセンター障害に効くのはゾーンだけ。
正解への思考ルート 問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。
要件 判断ポイント
1 つのデータセンター(施設)が停止しても可用性を確保したい 施設単位の障害に効くのは可用性ゾーン(物理的に分離したデータセンター)。ゾーンをまたぐ構成が要件の核心
→選択肢(B)が正解
提案内容は「仮想マシンを 2 つ以上のスケール セットにデプロイする」 スケール セットは台数の増減(スケーリング)と障害ドメイン分散の仕組み。個数を増やしても配置先の施設は分かれない
→選択肢(A)を消す
提案にゾーン・リージョンへの言及がない 可用性の設計は「どこに置くか」で決まる。ゾーン指定のない構成は、既定で同一施設に寄る可能性がある
→選択肢(A)を消す
設問形式は「はい/いいえ」の 2 択 提案が要件を満たすかを問う正誤判定型。選択肢 C・D は使用しない
→選択肢(C・D)は対象外
ひっかけポイント
  • 「スケール セットを2 つ以上」という数の多さが、いかにも冗長構成に見えるのが罠。同じ施設に 2 つ置いても施設障害では両方落ちる
  • スケール セット=可用性の仕組み、と丸暗記していると引っかかる。スケール セットが提供するのは自動スケーリングと障害ドメイン分散であって、施設をまたぐ冗長性は可用性ゾーンを指定して初めて得られる
  • 「可用性セット」も名前は似ているが、こちらも1 つのデータセンター内での障害ドメイン/更新ドメイン分散にとどまる。データセンター障害には効かない
  • 提案型(同僚の提案は正しいか)の設問では、提案文に書かれていないことを勝手に補完しないこと。「ゾーンに分けているはず」と読み込むと誤答する
出題バリエーション 同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。
問題文がこう変わったら 正解はこう変わる
「仮想マシンを複数の可用性ゾーンにデプロイする」という提案に変わったら 「はい」が正解。ゾーンは物理的に分離した施設であり、データセンター障害に耐えられる。
「仮想マシンを1 つの可用性セットにデプロイする」という提案に変わったら 「いいえ」のまま。可用性セットはデータセンター内のラック・更新単位の分散にすぎない。
要件が「リージョン全体の障害でも継続したい」に変わったら 複数リージョン展開+Azure Traffic Manager / Front Door での振り分けが正解軸に。
要件が「負荷の増減に応じて台数を自動調整したい」に変わったら 仮想マシン スケール セット(自動スケーリング)が正解になる。本問とは論点が入れ替わる。
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正答率 76%
No.16 解説
あるスタートアップ企業が、日々の業務に不可欠な仮想マシン群を単一の Azure リージョンにデプロイしました。同社は、1 つのデータセンター(施設)で障害が発生した場合でも、これらの仮想マシンの可用性を確保する必要があります。
同僚は「仮想マシンを 2 つ以上の仮想マシン スケール セットにデプロイすれば、この要件を満たせる」と提案しました。この提案は要件を満たしていますか?
  • はい
  • いいえ

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