AWS認定資格 WEB問題集&徹底解説
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問題文と選択肢
コンピューティングワークロードが変化するアプリケーションについて、AWSが従来のオンプレミスデータセンターよりも経済的である理由として、最も適切なものはどれですか?
- Amazon EC2の料金は使用量に応じて毎月請求されるため
- ユーザーは、Amazon EC2インスタンスへの完全な管理アクセス権限を保持できるため
- Amazon EC2インスタンスは、需要に応じてオンデマンドで起動および停止できるため
- ユーザーは、ピーク時のワークロードを処理するために十分な数のインスタンスを常時実行する必要があるため
解説
頻出度★★★★★
この問題は、「ワークロードが変化する(需要が上下する)」という前提のもとで、AWS が経済的である理由=需要に合わせてリソースを増減でき、使った分だけ支払えばよい(伸縮性と従量課金)という価値提案を選べるかがポイント
A. Amazon EC2の料金は使用量に応じて毎月請求されるため
EC2 の料金が使用量に応じて請求されること自体は事実ですが、これは「請求のタイミング・方法」の説明にすぎません。
オンプレミスに対する経済的な優位性の本質は、需要が減ったときにリソースそのものを減らして支払いを止められる点にあります。
リソースを常時起動したままなら、使用量に応じた課金であっても支払いは減らないため、「ワークロードが変化する」という設問の前提に対する答えとしては不十分です。
B. ユーザーは、Amazon EC2インスタンスへの完全な管理アクセス権限を保持できるため
EC2 インスタンスに対する完全な管理アクセス(root / 管理者権限)を保持できることは、AWS の柔軟性・自由度に関する利点です。
しかし、これはコストの多寡とは直接関係がありません。
設問は「オンプレミスより経済的である理由」を尋ねているため、経済性を説明していないこの選択肢は不適切です。
正解
C. Amazon EC2インスタンスは、需要に応じてオンデマンドで起動および停止できるため
EC2 インスタンスは需要に応じてオンデマンドで起動・停止でき、必要な台数を必要な時間だけ使えます(伸縮性・Elasticity)。
これにより、ピーク需要に備えてあらかじめ過剰な設備を購入・常時保有する必要がなくなり、需要が減れば支払いも減ります。
設備投資(固定費)を変動費に置き換えられるこの点こそが、ワークロードが変動するアプリケーションで AWS が経済的になる最大の理由であり、本問の正解です。
D. ユーザーは、ピーク時のワークロードを処理するために十分な数のインスタンスを常時実行する必要があるため
「ピーク時のワークロードを処理するために十分な数のインスタンスを常時実行する」のは、まさにオンプレミスのキャパシティプランニングそのもの(ピークに合わせた過剰プロビジョニング)です。
閑散時にも余剰リソースの料金を払い続けることになり、AWS の経済性を打ち消してしまう使い方です。
AWS の利点ではなく、AWS でやってはいけないアンチパターンを述べた選択肢です。
これだけ覚える(記憶フック)
変動するワークロード=伸縮性(Elasticity)が効く場面。ピークに合わせた常時確保が不要になることが、AWS の経済性の源泉。
変動するワークロード=伸縮性(Elasticity)が効く場面。ピークに合わせた常時確保が不要になることが、AWS の経済性の源泉。
正解への思考ルート
問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。| 要件 | 判断ポイント |
|---|---|
| コンピューティングワークロードが変化する(需要が上下する) | 需要変動が前提なら、論点は伸縮性(必要な時だけ使う)。リソース量を変えられることに触れた選択肢を探す →選択肢(C)が正解 |
| 従来のオンプレミスデータセンターより経済的である理由 | オンプレミスの弱点はピークに合わせた設備の常時保有。それを不要にするのが AWS の経済性 →選択肢(D)を消す |
| 「経済的である理由」=コストの観点で答える | 管理アクセス権限は柔軟性の利点であってコストの話ではない。設問の判断軸から外れる →選択肢(B)を消す |
| 「最も適切なもの」を選ぶ(部分的に正しい選択肢が混じる) | 使用量に応じた請求は事実だが、リソースを減らせなければ支払いは減らない。経済性の理由としては説明が浅い →選択肢(A)を消す |
ひっかけポイント
- 選択肢 A「使用量に応じて毎月請求される」は記述自体は正しいため選びたくなる。しかし設問の前提は「ワークロードが変化する」であり、需要に応じて増減できることに踏み込んだ C の方が理由として適切
- 選択肢 D は「ピーク時に備えて常時実行する」と述べており、AWS の利点ではなくオンプレミス型の非効率そのもの。AWS の説明のように読める文体に惑わされない
- 選択肢 B の「完全な管理アクセス権限」は正しい事実だが論点違い。CLF では「事実として正しいが設問の判断軸(コスト・経済性)に答えていない」選択肢が頻出する
- 「従量課金(Pay-as-you-go)」と「伸縮性(Elasticity)」はセットで効いて初めて経済性になる。使った分だけ払う仕組みがあっても、使い続けていれば安くならない
出題バリエーション
同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。| 問題文がこう変わったら | 正解はこう変わる |
|---|---|
| 「常時安定して稼働し続けるワークロードのコストを下げたい」 | オンデマンドではなく Savings Plans / リザーブドインスタンス(1〜3 年コミットで割引)が正解軸に。 |
| 「中断されても構わないバッチ処理を最も安く実行したい」 | スポットインスタンス(最大 90% 割引)が正解軸に。 |
| 「需要の変動に自動で追従してインスタンス数を増減させたい」 | Amazon EC2 Auto Scaling(+ELB)が正解軸に。伸縮性を自動化する仕組みが問われる。 |
| 「サーバーの管理そのものをやめ、実行時間だけ課金されるようにしたい」 | AWS Lambda などのサーバーレス(従量課金の極致)が正解軸に。 |
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No.3 解説
コンピューティングワークロードが変化するアプリケーションについて、AWSが従来のオンプレミスデータセンターよりも経済的である理由として、最も適切なものはどれですか?
- Amazon EC2の料金は使用量に応じて毎月請求されるため
- ユーザーは、Amazon EC2インスタンスへの完全な管理アクセス権限を保持できるため
- Amazon EC2インスタンスは、需要に応じてオンデマンドで起動および停止できるため
- ユーザーは、ピーク時のワークロードを処理するために十分な数のインスタンスを常時実行する必要があるため
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