AWS認定資格 WEB問題集&徹底解説
クラウドプラクティショナー
AWS認定資格は、大切な時間を使って取得するメリットがあるのでしょうか?
そんな疑問をもつあなたのために、AWS認定資格であるクラウドプラクティショナー(CLF)を取得するメリットについて書いていきたいと思います。
企業はAWSエンジニアを求めている
AWSは世界中の企業に大人気です。
クラウドクラウドのシェアは、AWSが約33%とナンバー1となっています。
なお、2位はAzureで約26%、3位はGoogle Cloudで9%です。(調査はSynergy Research Groupによる2023年第2四半期)
AWSがナンバー1のシャアを取得している理由は、徹底的な「顧客志向」にあります。
母体である、Amazon.comの企業理念である「地球上で最もお客様を大切にする企業になる」は、AWSにも引き継がれており、常に顧客が必要とするものを提供し続けています。
実際に、AWS米国本社に行った人に話を聞くと、どの担当者からも「困っていることはないか?」「どんなサービスを求めているんだ?」としつこく聞かれたようです。
また、値下げにも積極的に、2023年10月時点で、これまでに129回以上の値下げを実施しています。
値上げを行う企業はあっても、値下げを積極的に行う企業は、AWS以外で聞いたことがありません。
以前は、WEB系など先進的な技術を積極的に採用する企業においてパブリッククラウドの利用が先行していましたが、
現在は、多くの企業においてパブリッククラウドの利用が一般化されつつあります。
少し古いデータですが、令和3年の総務省調べでは約70%の企業がパブリッククラウドを利用しており、その傾向は年々増加傾向にあるとのことです。
そんな状況もあり、企業はクラウドエンジニアを求めており、その中でもシェアが高いAWSエンジニアの需要は多いです。
実際、転職サイトのDODAで技術職(SE・インフラエンジニア・WEBエンジニア)」の職種で検索すると約40,000件ヒットしますが、その中で「AWS」の求人は約10,000件と全体の約25%になります。
ちなみに、他のパブリッククラウドで有名な「Azure」は約5,000件、「GCP」は約650件でした。(2023年10月時点)
クラウドプラクティショナー(CLF)を取得するメリット
- 能力の証明
AWS CLF資格はその持ち主がクラウドコンピューティングの基本的な知識と理解を有している証です。これにより、自身のスキルを証明することができます。 - キャリアアップに繋がる
クラウドを活用したビジネスが、今後一層増えていく中で、AWSの基本的な知識を公的な証明書で示すことで、転職市場での評価が上げることが出来る。
結果として、進みたいキャリアパスが広がる可能性があります。 - 給与アップにつながる
CLF資格を取得すると、給与アップにつながる可能性があります。AWSクラウドのスキルは、企業のIT部門においてニーズが高まっているため、CLF資格を取得することで、企業によっては給与交渉の際に有利になります。 - AWSの理解が深まる
CLF認定を取得する過程で、AWSの全体像を理解し、各サービスがどのように連携して機能するのかを理解することができます。
もし、自身がエンジニアではなかったとしても、エンジニアと会話する際に、基本的な内容は理解した上で会話できるので、より具体的な会話ができるようになります。 - AWSクラウドコミュニティに参加できる
AWSクラウドには、世界中のエンジニアが参加するコミュニティがあります。CLF資格を取得することで、AWSクラウドコミュニティに参加しやすくなり、他のエンジニアと交流したり、知識を共有したりすることができます。
また、X(旧Twitter)などSNSでCLF資格の取得を宣言すれば、同じ目標を持つ人通しで繋がりが生まれる可能性もあります。