AWS認定資格 WEB問題集&徹底解説
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問題文と選択肢
AWSの責任共有モデルにおいて、AWSが責任を負う範囲に該当するものは次のうちどれですか?
- EC2インスタンスにインストールしたサードパーティアプリケーションの構成
- 物理データセンターのハードウェアとインフラストラクチャの保守
- Amazon EC2インスタンス上で実行されるアプリケーションのアクセス管理
- カスタムAmazonマシンイメージ(AMI)のライフサイクル管理
解説
頻出度★★★★★
この問題は、責任共有モデルの「クラウド“の”セキュリティ = AWS/クラウド“内”のセキュリティ = お客様」の線引きを、AWS 側の視点から選べるかがポイント。物理・インフラに該当するものは 1 つだけです
A. EC2インスタンスにインストールしたサードパーティアプリケーションの構成
EC2 インスタンスにインストールしたサードパーティアプリケーションの構成は、「クラウド内のセキュリティ」に当たり、お客様の責任です。
EC2 は IaaS であり、ゲスト OS より上のレイヤー(OS のパッチ、ミドルウェア、アプリケーションの設定)はすべて利用者が管理します。
AWS 製ではないソフトだから AWS は関与しない、という点でも責任は明確にお客様側です。
正解
B. 物理データセンターのハードウェアとインフラストラクチャの保守
物理データセンターのハードウェアとインフラストラクチャ(サーバー、ストレージ、ネットワーク機器、電源・空調、および仮想化レイヤー)の保守は、AWS が担う「クラウドのセキュリティ(Security OF the Cloud)」そのものです。
お客様はデータセンターに立ち入ることも、ホストのファームウェアやハイパーバイザーに触れることもできません。
設問が問う「AWS が責任を負う範囲」に該当するのはこれだけであり、正解です。
C. Amazon EC2インスタンス上で実行されるアプリケーションのアクセス管理
Amazon EC2 インスタンス上で実行されるアプリケーションのアクセス管理(誰にどの権限を与えるか)は、ID とアクセスの管理としてお客様の責任範囲です。
AWS は IAM という仕組みを提供しますが、ユーザーやロールを作り、最小権限のポリシーを設計するのはお客様です。
「アクセス管理」はほぼ常にお客様側と覚えて構いません。
D. カスタムAmazonマシンイメージ(AMI)のライフサイクル管理
カスタム AMI の作成・保存・更新・削除(ライフサイクル管理)や、AMI に含まれるOS やソフトウェアへのパッチ適用はお客様の責任です。
AWS がベースの AMI を提供していても、お客様が独自に作成したイメージの中身の安全性は AWS が保証しません。
「自分で作ったもの・自分で設定したものはお客様の責任」という原則で外せます。
これだけ覚える(記憶フック)
データセンター・ハードウェア・仮想化基盤は AWS。OS より上(アプリ・データ・権限)はすべてお客様。
データセンター・ハードウェア・仮想化基盤は AWS。OS より上(アプリ・データ・権限)はすべてお客様。
正解への思考ルート
問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。| 要件 | 判断ポイント |
|---|---|
| 問われているのは「AWSが責任を負う範囲」(お客様側ではない) | 判断軸は物理/インフラ側か、OS より上か。設問の主語がどちらかを取り違えない →選択肢(B)が正解 |
| 物理データセンター・ハードウェア・インフラの保守 | お客様が触れる手段すら無いレイヤーはすべて AWS の責任(Security of the Cloud) →選択肢(B)が正解 |
| EC2 上のアプリの構成・アクセス管理 | EC2 は IaaS。ゲスト OS 以上(アプリ・データ・権限)はお客様の責任 →選択肢(A・C)を消す |
| 自分で作ったカスタム AMI の管理 | 自作イメージの中身とパッチ適用はお客様。AWS はイメージの内容に責任を持たない →選択肢(D)を消す |
ひっかけポイント
- 設問が「AWS の責任範囲」を聞いている点に注意。同じ選択肢で「お客様の責任は?」と問う裏返しの出題も多く、主語の読み違えが最大の失点要因
- 選択肢 D の「Amazon マシンイメージ(AMI)」は AWS の名を冠するため AWS の責任に見えるが、「カスタム」=お客様が作ったもの。修飾語まで読む
- 「アプリケーションのアクセス管理」は IAM という AWS のサービスを使うため AWS 側に見えるが、機能を提供するのが AWS、権限を設計・付与するのがお客様
- マネージド度が上がるほど AWS の責任が広がる(例:AWS Lambda の OS・ランタイムのパッチは AWS)。EC2 の話なのか、マネージドサービスの話なのかを必ず確認する
出題バリエーション
同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。| 問題文がこう変わったら | 正解はこう変わる |
|---|---|
| 「同じ選択肢で お客様の責任範囲はどれか」と問われたら | A・C・D がすべて正解候補になる(物理インフラ保守だけが AWS 側)。 |
| 「Amazon RDS のデータベースエンジンへのパッチ適用は誰の責任か」 | AWS の責任(マネージドサービスのため)。ただしパッチ適用のスケジュール設定やバージョン選択はお客様が関与する。 |
| 「S3 に保存したデータの暗号化とバケットポリシー設定は誰の責任か」 | お客様の責任(データの保護・アクセス制御はクラウド内のセキュリティ)。 |
| 「データセンターへの入退室管理・使用済みディスクの廃棄は誰の責任か」 | AWS の責任(物理・環境セキュリティ)。監査レポートは AWS Artifact で入手する。 |
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No.8 解説
AWSの責任共有モデルにおいて、AWSが責任を負う範囲に該当するものは次のうちどれですか?
- EC2インスタンスにインストールしたサードパーティアプリケーションの構成
- 物理データセンターのハードウェアとインフラストラクチャの保守
- Amazon EC2インスタンス上で実行されるアプリケーションのアクセス管理
- カスタムAmazonマシンイメージ(AMI)のライフサイクル管理
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