AWS認定資格 WEB問題集&徹底解説

クラウドプラクティショナー

正解 D問題
要復習(もう一度解きたい問題) 1 2 3 4
合格に向けて、もっと深く学習する
豊富な問題と詳細なAWSサービス解説を、24時間無料でお試しいただけます
プレミアム会員機能を無料で試す ❯
問題文と選択肢
ある会社は、オンプレミスで稼働しているデータベースをAWSへ移行することを検討しています。移行後は自己ホスト型(セルフマネージド)のデータベースとして運用し、コスト削減のため、営業時間外(夜間)はデータベースをシャットダウンして翌朝再起動する予定です。シャットダウン中もデータベースのデータは永続的に保持される必要があります。
この要件を満たすために、会社はどのAWSサービス、またはAWSサービスの組み合わせを使用する必要がありますか?
  • Amazon Redshift
  • Amazon DynamoDB
  • Amazon EC2 と Amazon EC2 インスタンスストア
  • Amazon EC2 と Amazon EBS
解説 頻出度★★★★
この問題は、「自己ホスト型 DB × 夜間シャットダウン × データは永続保持」の要件で、停止してもデータが消えない EBS(永続ブロックストレージ)と、消えてしまうインスタンスストアの違いを見抜けるかがポイント

A. Amazon Redshift

Amazon Redshift は分析用のデータウェアハウスであり、AWS が管理するマネージドサービス。
「自己ホスト型(セルフマネージド)のデータベース」という要件に合わず、業務用データベースの移行先としても用途が異なる。
クラスターの一時停止は可能だが、そもそも要件のサービス種別が違うため不適。

B. Amazon DynamoDB

Amazon DynamoDB はサーバーレスのマネージド NoSQL データベース
利用者がサーバーを管理しないため「自己ホスト型」でも「シャットダウン」でもない(そもそも停止という概念がない)。
データは永続化されるものの、要件に書かれた運用モデルと一致しない。

C. Amazon EC2 と Amazon EC2 インスタンスストア

EC2 インスタンスストアは、ホストサーバーに物理的に接続された一時的(エフェメラル)なブロックストレージ
インスタンスを停止/終了するとデータは失われるため、「夜間にシャットダウンし翌朝再起動する」運用ではデータベースのデータが毎晩消えてしまう。
高速だが、キャッシュやスクラッチ領域向けであり、永続化が必要なデータには使えない。

正解

D. Amazon EC2 と Amazon EBS

Amazon EC2 なら OS 上に好きな DB エンジンを自分でインストールでき、自己ホスト型データベースの要件を満たす。
EC2 は停止中はインスタンス料金が発生しないため、夜間シャットダウンによるコスト削減が可能(EBS ボリュームの料金は継続して発生する)。
Amazon EBS はインスタンスから独立した永続ブロックストレージで、インスタンスを停止・再起動してもデータが保持される。
「自己ホスト型 × 夜間停止 × データ永続化」の 3 条件をすべて満たす唯一の組み合わせであり、これが正解。

これだけ覚える(記憶フック)
インスタンスストアは停止でデータ消滅、EBS は残る。「停止して節約したい」なら EC2+EBS。
正解への思考ルート 問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。
要件 判断ポイント
自己ホスト型(セルフマネージド)のデータベースにする 自分で DB をインストール・管理する=EC2 が前提。マネージドサービスは要件外
→選択肢(A・B)を消す
夜間はシャットダウンしてコストを削減したい EC2 は停止中インスタンス料金が発生しない。DynamoDB はサーバーレスで停止という概念がない
→選択肢(B)を消す
シャットダウン中もデータは永続的に保持される インスタンスストアは停止でデータ消失、EBS は保持。ここが最終的な分岐点
→選択肢(C)を消す
移行元はオンプレミスの(トランザクション系)データベース Redshift は分析用データウェアハウスで、汎用 DB の移行先ではない
→選択肢(A)を消す
EC2 とストレージの組み合わせで構成する EC2+EBS なら停止・起動を繰り返してもデータが残り、要件をすべて満たす
→選択肢(D)が正解
ひっかけポイント
  • 選択肢 C と D はEC2 まで同じで、違いはストレージだけ。「インスタンスストア=一時的」「EBS=永続」を知っているかだけで決まる
  • インスタンスストアは「インスタンスに直結していて高速」というメリットが強調されがちだが、停止・終了でデータが消える致命的な制約がある
  • DynamoDB は「使った分だけ課金」でコスト効率が良さそうに見えるが、自己ホスト型でもシャットダウンできるものでもない
  • EC2 を停止してもEBS ボリュームの料金は発生し続ける点に注意。「停止すれば料金ゼロ」ではない
出題バリエーション 同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。
問題文がこう変わったら 正解はこう変わる
データベースの管理をやめて運用負荷を下げたい(パッチ適用やバックアップを AWS に任せたい)」 Amazon RDS が正解に変わる。
「一時的なキャッシュやスクラッチ領域として最高の I/O 性能がほしい」 EC2 インスタンスストアが正解になり得る。
複数の EC2 インスタンスから同じファイルを共有したい」 Amazon EFS(共有ファイルストレージ)が正解軸に。
ペタバイト規模の分析クエリを実行したい」 Amazon Redshift が正解に。
「サーバー管理なしでミリ秒レベルの応答を得たい」 Amazon DynamoDB が正解に。
関連サービスの解説 Amazon EC2
Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS)
+ 質問 / コメント
解答・解説に疑問がある場合や、よりよい解説がある場合など、お気軽にコメントください。ただし、短文コメントは表示されません。また、中傷などコメントの内容によっては、会員機能を停止させて頂きます。教え学び合える場になれば嬉しいです。(コメント投稿にはログインが必要です)
正答率 64%
No.20 解説
ある会社は、オンプレミスで稼働しているデータベースをAWSへ移行することを検討しています。移行後は自己ホスト型(セルフマネージド)のデータベースとして運用し、コスト削減のため、営業時間外(夜間)はデータベースをシャットダウンして翌朝再起動する予定です。シャットダウン中もデータベースのデータは永続的に保持される必要があります。
この要件を満たすために、会社はどのAWSサービス、またはAWSサービスの組み合わせを使用する必要がありますか?
  • Amazon Redshift
  • Amazon DynamoDB
  • Amazon EC2 と Amazon EC2 インスタンスストア
  • Amazon EC2 と Amazon EBS

(会員限定)当問題の評価をお願いします。改善に活用します。