AWS認定資格 WEB問題集&徹底解説

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正解 C問題
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問題文と選択肢
AWSの責任共有モデルにおいて、お客様(ユーザー)の責任範囲に該当するものはどれですか?
  • 使用済みストレージデバイスのデータ消去
  • データセンターのハードウェアデバイスに対するファームウェア更新
  • Amazon S3に保存するデータの暗号化設定
  • AWSデータセンター内のネットワークインフラストラクチャの保守
解説 頻出度★★★★★
この問題は、責任共有モデルの「クラウド“の”セキュリティ = AWSクラウド“内”のセキュリティ = お客様」という線引きを理解し、データの暗号化設定はお客様側だと判断できるかがポイント

A. 使用済みストレージデバイスのデータ消去

使用済み(廃棄対象)のストレージデバイスに対するデータ消去は、物理メディアの廃棄プロセスであり AWS の責任範囲です。
AWS は NIST 800-88 などの手順に従ってメディアを廃棄・消磁・破砕し、お客様がデータセンターに立ち入って作業することはありません。
「データ」という語が入っているためお客様の責任に見えますが、対象は物理デバイスであってクラウド内のデータではありません

B. データセンターのハードウェアデバイスに対するファームウェア更新

データセンター内のハードウェアデバイスに対するファームウェア更新は、AWS が管理する物理インフラストラクチャの保守であり、AWS の責任範囲です。
お客様がホストのファームウェアやハイパーバイザーに触れる手段はそもそも提供されていません。
お客様が責任を負う「パッチ適用」は、EC2 のゲスト OS やミドルウェア、アプリケーションに対するものです。

正解

C. Amazon S3に保存するデータの暗号化設定

Amazon S3 に保存するデータをどう保護するか(サーバー側暗号化の設定、暗号化キーの管理、バケットポリシーやアクセス権限の設定)は、「クラウドのセキュリティ」に当たり、お客様の責任です。
AWS は暗号化の機能(SSE-S3 / SSE-KMS 等)を提供しますが、それを有効にするか、どのキーで暗号化するかを決めるのはお客様です。
「データの分類・保護・アクセス管理はお客様」という責任共有モデルの原則にそのまま合致するため、これが正解です。

D. AWSデータセンター内のネットワークインフラストラクチャの保守

AWS データセンター内のネットワークインフラストラクチャ(物理的なルーター、スイッチ、ケーブル配線など)の保守は、AWS が責任を持つ物理インフラそのものです。
お客様が責任を負う「ネットワーク」は、VPC・サブネット・セキュリティグループ・ネットワーク ACL といった論理的な設定であり、物理設備ではありません。
物理と論理の区別が、この選択肢を外すための決め手です。

これだけ覚える(記憶フック)
物理・インフラは AWS、データと設定はお客様。「データセンター」「ハードウェア」の語が出たら AWS 側。
正解への思考ルート 問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。
要件 判断ポイント
責任共有モデルにおける「お客様(ユーザー)の責任範囲」を問われている 判断軸は「クラウドのセキュリティ = AWS」「クラウド内のセキュリティ = お客様」。物理側か、自分が設定する側かで切る
→選択肢(C)が正解
選択肢に「データセンター」「ハードウェア」「ファームウェア」が出てくる 物理インフラの運用・保守はすべて AWS 側。お客様が触れる手段すら提供されていない
→選択肢(B・D)を消す
「使用済みストレージデバイスのデータ消去」 「データ」の語に釣られない。物理メディアの廃棄手順は AWS の責任(NIST 800-88 等に基づく)
→選択肢(A)を消す
「Amazon S3 に保存するデータの暗号化設定」 データの分類・暗号化・アクセス管理はお客様の責任。AWS は暗号化機能を提供するが、有効化と鍵の管理はお客様が決める
→選択肢(C)が正解
ひっかけポイント
  • 選択肢 A は「データ消去」という語のせいでお客様の責任に見えるのが罠。対象は退役した物理ディスクであり、データセンター内の作業= AWS の責任
  • 「ファームウェア更新」「ネットワーク保守」などパッチ・保守という言葉もお客様の作業に見えがちだが、「データセンター内の」と書かれた時点で AWS 側。修飾語まで読む
  • お客様の責任である「パッチ適用」は EC2 のゲスト OS・ミドルウェア・アプリまで。ホストの OS・ハイパーバイザー・物理機器は AWS が見る、と境界を覚える
  • 「AWS が暗号化機能を提供しているのだから AWS の責任」ではない。機能を提供するのが AWS、使うかどうかを決めるのがお客様という切り分けが責任共有モデルの本質
出題バリエーション 同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。
問題文がこう変わったら 正解はこう変わる
EC2 のゲスト OS へのセキュリティパッチ適用は誰の責任か」 お客様の責任(EC2 は IaaS のため OS 以上は利用者が管理する)。
AWS Lambda の実行環境(OS・ランタイム)のパッチ適用は誰の責任か」 AWS の責任。マネージド度が上がるほど AWS の責任範囲が広がり、お客様はコードとデータ・権限設定に集中する。
物理サーバーやデータセンターへの入退室管理は誰の責任か」 AWS の責任(物理・環境セキュリティ)。第三者監査レポートは AWS Artifact で入手できる。
IAM ユーザーへの権限付与・MFA の有効化は誰の責任か」 お客様の責任(ID とアクセスの管理はクラウド内のセキュリティ)。
関連サービスの解説 Amazon Simple Email Service (Amazon SES)
Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)
AWS Identity and Access Management (AWS IAM)
AWS Key Management Service (AWS KMS)
AWS Secrets Manager
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No.5 解説
AWSの責任共有モデルにおいて、お客様(ユーザー)の責任範囲に該当するものはどれですか?
  • 使用済みストレージデバイスのデータ消去
  • データセンターのハードウェアデバイスに対するファームウェア更新
  • Amazon S3に保存するデータの暗号化設定
  • AWSデータセンター内のネットワークインフラストラクチャの保守

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