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問題文と選択肢
AWS内に論理的に分離された仮想ネットワークを作成できるサービスはどれですか?
  • AWS Config
  • Amazon Route 53
  • AWS Direct Connect
  • Amazon Virtual Private Cloud(Amazon VPC)
解説 頻出度★★★★★
この問題は、「AWS クラウド内に論理的に分離された仮想ネットワークを作る」= Amazon VPC という基本中の基本を押さえているかがポイント。ネットワーク系の他サービス(DNS・専用線)との役割分担で切り分けます

A. AWS Config

AWS Config は、AWS リソースの構成情報を記録し、望ましい設定から逸脱していないかを継続的に評価するガバナンス/監査サービスです。
VPC やサブネットの設定変更を「記録・評価」することはできますが、ネットワークそのものを作成するサービスではありません
「Config = 構成管理・監査」と覚えれば、ネットワーク構築の文脈では即座に外せます。

B. Amazon Route 53

Amazon Route 53 は、可用性とスケーラビリティに優れたDNS(ドメイン名を IP アドレスに解決する)サービスであり、ドメイン登録やヘルスチェックに基づくルーティングを提供します。
扱うのは名前解決とトラフィックの振り分けであって、IP アドレス範囲やサブネットを持つ仮想ネットワークを作る機能はありません。
「ネットワーク」という語感で選びやすいですが、レイヤーが異なります。

C. AWS Direct Connect

AWS Direct Connect は、オンプレミスのデータセンターと AWS の間に専用線による物理的なプライベート接続を確立するサービスです。
接続先として VPC が必要になるように、Direct Connect は「つなぐ」ためのサービスであり、つなぐ先の仮想ネットワークを「作る」サービスではありません
ハイブリッド接続の要件(帯域の安定・インターネットを経由しない接続)が出てきたときの選択肢です。

正解

D. Amazon Virtual Private Cloud(Amazon VPC)

Amazon Virtual Private Cloud(Amazon VPC)は、AWS クラウド内に論理的に分離された自分専用の仮想ネットワークを構築するサービスです。
CIDR による IP アドレス範囲の指定、サブネット(パブリック/プライベート)の分割、ルートテーブル、インターネットゲートウェイ、NAT ゲートウェイ、セキュリティグループやネットワーク ACL といった要素を自分で設計でき、オンプレミスと同等のネットワーク制御が可能です。
設問の「論理的に分離された仮想ネットワーク」という表現は VPC の定義そのものであり、これが正解です。

これだけ覚える(記憶フック)
VPC は「自分専用のネットワークの箱」。DNS は Route 53、専用線は Direct Connect と役割で覚える。
正解への思考ルート 問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。
要件 判断ポイント
AWS「内」に仮想ネットワークを作成する 仮想ネットワークの器そのものを作るのは Amazon VPC のみ。IP レンジ・サブネット・ルートテーブルを自分で設計する
→選択肢(D)が正解
「論理的に分離された」= 他テナントから隔離されたプライベート空間 「論理的に分離」は VPC の定義そのものの言い回し。試験ではこの表現がそのまま VPC のヒントになる
→選択肢(D)が正解
DNS・名前解決の話ではない Route 53 はドメイン名の解決とルーティング。ネットワークの土台を作る役割ではない
→選択肢(B)を消す
オンプレミスとの接続の話でもない Direct Connect はオンプレミスと AWS をつなぐ専用線。接続先の VPC は別途必要
→選択肢(C)を消す
構成の記録・監査サービスか AWS Config はリソース構成の記録・評価。作成ではなく監視側のサービス
→選択肢(A)を消す
ひっかけポイント
  • Route 53・Direct Connect ともに「ネットワーク系サービス」ではあるのが罠。「作る」のは VPC、「名前を引く」のが Route 53、「つなぐ」のが Direct Connect と動詞で区別する
  • AWS Config は名前が「構成」なのでネットワーク構成を作るように誤読しやすい。実体は構成変更の記録・コンプライアンス評価
  • Direct Connect は「VPC への接続に使われる」ため関連が深く見えるが、接続対象の VPC が先に存在していることが前提。因果を逆にしない
  • VPC はリージョン単位のサービスで、サブネットはアベイラビリティーゾーン単位。範囲を問う出題もあるためセットで覚える
出題バリエーション 同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。
問題文がこう変わったら 正解はこう変わる
「オンプレミスと AWS をインターネットを経由しない専用線で接続したい」 AWS Direct Connect が正解に変わる(コスト重視・短期なら VPN も候補)。
「ドメイン名を登録し、トラフィックを地理的に近いリージョンへ振り分けたい」 Amazon Route 53 が正解に変わる。
「VPC 内のリソースから、インターネットゲートウェイを使わずに S3 へアクセスしたい」 VPC エンドポイント(Gateway 型)が正解軸に。
「複数の VPC やオンプレミスをまとめて相互接続したい」 AWS Transit Gateway が正解に変わる(VPC ピアリングは 1 対 1 の接続)。
関連サービスの解説 Amazon VPC
AWS Direct Connect
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No.7 解説
AWS内に論理的に分離された仮想ネットワークを作成できるサービスはどれですか?
  • AWS Config
  • Amazon Route 53
  • AWS Direct Connect
  • Amazon Virtual Private Cloud(Amazon VPC)

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