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正解 A問題
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問題文と選択肢
ある企業が、AWS で発生するコストを部門やプロジェクトごとに分類して把握したいと考えています。そのために、各 AWS リソースにキーと値のペアのメタデータを付与し、それを請求コンソールで有効化することで、請求データにその情報を反映させる必要があります。
有効化された後は、部門やチーム単位でコストをフィルタリングして分析できるようになります。
この目的で使用する AWS の機能はどれですか?
  • コスト配分タグ (Cost Allocation Tags)
  • AWS Budgets
  • AWS Cost and Usage Report (AWS CUR)
  • AWS Cost Explorer
解説 頻出度★★★★
この問題は、「リソースにキーと値のメタデータを付ける × 請求コンソールで有効化する × 請求データに部門/プロジェクト単位の軸を持たせる」という説明から、分析ツール(Cost Explorer / CUR)ではなく、その分析軸を作る仕組みであるコスト配分タグを選べるかがポイント
正解

A. コスト配分タグ (Cost Allocation Tags)

正解。コスト配分タグは、AWS リソースに付けたタグ(キーと値のペア)を請求コンソールで「有効化」することで、請求データの分類軸として使えるようにする機能です。
例えば Department=SalesProject=AppX のようなタグを有効化すると、翌月以降のコストデータにその列が現れ、Cost Explorer や Cost and Usage Report で部門・チーム単位のフィルタリングや内訳分析ができるようになります。
「リソースにメタデータを付与し、有効化することで請求データに反映させる」という設問の記述そのものであり、要件を満たす唯一の選択肢です。

B. AWS Budgets

AWS Budgets は、コストや使用量の予算(しきい値)を設定し、超過または超過予測時にアラートを通知するサービスです。
予算をコスト配分タグでフィルタして設定することはできますが、あくまでタグを「使う側」であり、リソースにメタデータを付けて請求データに分類軸を追加する機能ではありません。
設問は通知や予算管理を求めていないため不適です。

C. AWS Cost and Usage Report (AWS CUR)

AWS Cost and Usage Report (AWS CUR) は、最も詳細な請求・使用量データをAmazon S3 に CSV / Parquet 形式で出力するレポートです。
有効化済みのコスト配分タグは CUR の列として出力されるため相性は良いものの、それはタグが先に有効化されていて初めて成立する話であり、CUR 自体がタグを設定・有効化する機能ではありません。
「分類のためにメタデータを付与する」という設問の要件には答えていません。

D. AWS Cost Explorer

AWS Cost Explorer は、コストと使用状況をグラフや表で可視化し、傾向分析や将来予測を行うツールです。
コスト配分タグでフィルタ・グループ化した分析ができるため紛らわしいですが、これもタグを消費する分析ツールであって、リソースへのメタデータ付与や請求データへの反映を担う機能ではありません。
「フィルタリングして分析できるようになるための仕組み」を問われている点を読み違えると選んでしまう典型的な誤答です。

これだけ覚える(記憶フック)
コストを「切る軸」を作るのがコスト配分タグ、「切って見る」のが Cost Explorer / CUR。
正解への思考ルート 問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。
要件 判断ポイント
リソースにキーと値のペアのメタデータを付与する AWS でリソースに付けるキーと値のメタデータ=タグ。請求用途で使うものがコスト配分タグ
→選択肢(A)が正解
請求コンソールで有効化すると請求データに反映される タグは有効化して初めて請求データの列になる。この「有効化」という操作を持つのはコスト配分タグだけ
→選択肢(B・C・D)を消す
部門やチームごとにコストをフィルタリングして分析できるようになる 「分析できるようになる」=分析の前提となる分類軸を作る側を問われている。Cost Explorer / CUR はその軸を使う
→選択肢(C・D)は候補だが消す
予算超過の通知は求められていない 予算としきい値アラートは AWS Budgets の役割。設問に通知要件が無い時点で外せる
→選択肢(B)を消す
ひっかけポイント
  • Cost Explorer も CUR も「コスト配分タグでフィルタできる」ため正解に見えるが、タグを作る側と使う側の違いを問うのが本問。設問の「メタデータを付与し、有効化する」という記述に対応するのはタグだけ
  • コスト配分タグは有効化しないと請求データに現れないのが最大の落とし穴。リソースにタグを付けただけでは請求レポートで使えず、請求コンソールでの有効化が必須
  • 有効化したタグが請求データに反映されるのは有効化以降のコストで、過去に遡って適用されるわけではない点も CLF で問われやすい
  • AWS Budgets を「コスト管理といえば予算」という連想だけで選ばないこと。設問に「アラート」「しきい値」の語が無ければ Budgets ではない
出題バリエーション 同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。
問題文がこう変わったら 正解はこう変わる
「コストや使用量がしきい値を超えたら通知したい」 正解は AWS Budgets に変わる。
最も詳細な請求データを S3 に出力し、Athena や QuickSight で分析したい」 正解は AWS Cost and Usage Report (AWS CUR) に変わる。
「過去のコスト傾向をグラフで可視化し、将来のコストを予測したい」 正解は AWS Cost Explorer に変わる。
「複数アカウントのコストを一括請求(Consolidated Billing)でまとめ、ボリューム割引を効かせたい 正解は AWS Organizations に変わる。
「組織全体でタグの付け方を強制・統一したい」 正解は AWS Organizations のタグポリシーに変わる。
関連サービスの解説 AWS Cost Explorer
AWS Lambda
AWS Trusted Advisor
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No.1 解説
ある企業が、AWS で発生するコストを部門やプロジェクトごとに分類して把握したいと考えています。そのために、各 AWS リソースにキーと値のペアのメタデータを付与し、それを請求コンソールで有効化することで、請求データにその情報を反映させる必要があります。
有効化された後は、部門やチーム単位でコストをフィルタリングして分析できるようになります。
この目的で使用する AWS の機能はどれですか?
  • コスト配分タグ (Cost Allocation Tags)
  • AWS Budgets
  • AWS Cost and Usage Report (AWS CUR)
  • AWS Cost Explorer

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