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ソリューションアーキテクト – アソシエイト

正解 A,C問題
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問題文と選択肢
ある保険会社は、オンプレミスのデータセンターで稼働しているライセンス費用の高い商用データベースを、コスト効率の良いオープンソース互換のデータベースエンジンへ移行する計画を進めています。移行対象のデータベースには、二次索引や外部キー制約、多数のストアドプロシージャなど複雑な構成が含まれており、これらを移行先でも再現する必要があります。

ソリューションアーキテクトとして、この要件を満たすために組み合わせて使用すべきAWSのサービスとして、最も適切なものを2つ選択してください。
  • AWS Schema Conversion Tool (AWS SCT)
  • Amazon RDSのブルー/グリーンデプロイ
  • AWS Database Migration Service (AWS DMS)
  • AWS Snowball Edge
  • AWS DMSの基本スキーマコピー(Basic Schema Copy)機能のみ
解説 頻出度★★★★
この問題は、「商用データベース → オープンソース互換エンジン(異種移行)× 索引・外部キー・ストアドプロシージャも再現」の要件で、スキーマ変換は AWS SCT、データ移行は AWS DMSという役割分担を選べるかがポイント
正解

A. AWS Schema Conversion Tool (AWS SCT)

AWS Schema Conversion Tool (AWS SCT) は、異なるデータベースエンジン間でスキーマとコードを変換するツールです。
テーブル定義だけでなく、ビュー・ストアドプロシージャ・関数・トリガーといったデータベースコードを移行先エンジンの構文へ自動変換し、自動変換できない部分は評価レポートで工数として提示します。
「複雑な構成を移行先でも再現する」という本問の要件に直接応えるため、組み合わせの一方として必須です。

B. Amazon RDSのブルー/グリーンデプロイ

Amazon RDS のブルー/グリーンデプロイは、RDS / Aurora 内で稼働中の同一エンジンのデータベースに対し、バージョンアップやスキーマ変更を短いダウンタイムで適用するための機能です。
ステージング環境を複製して切り替える仕組みであり、オンプレミスの商用データベースを別エンジンへ移す用途には使えません。
「移行」という語感で選びたくなりますが、対象範囲がまったく異なります。

正解

C. AWS Database Migration Service (AWS DMS)

AWS Database Migration Service (AWS DMS) は、ソースからターゲットへデータを移行し、継続的レプリケーション(CDC)で差分も追随させるマネージドサービスです。
初回ロード中もソースを稼働させたままにでき、切り替え時のダウンタイムを最小化できます。
ただしターゲットに自動作成されるのはテーブルとプライマリキー相当までなので、スキーマ変換は AWS SCT に任せる前提で組み合わせます。

D. AWS Snowball Edge

AWS Snowball Edge は、回線帯域が不足する環境で数十 TB 級のデータを物理デバイスでオフライン輸送するためのサービスです。
本問には帯域やデータ量の制約が示されておらず、そもそもスキーマやストアドプロシージャの変換はできません
大容量データと DMS を組み合わせる論点は存在しますが、本問の「複雑な構成を再現する」要件には無関係です。

E. AWS DMSの基本スキーマコピー(Basic Schema Copy)機能のみ

AWS DMS がターゲットに作成するのはテーブルと関連するプライマリキーだけで、二次索引・外部キー制約・ストアドプロシージャは作成されません。
したがって基本スキーマコピーだけに頼ると、移行後に索引や制約が欠落し、アプリケーションが依存するストアドプロシージャも失われます。
「これだけで済む」と読ませる典型的な誤答で、AWS SCT(または DMS Schema Conversion)が必要になる根拠そのものです。

これだけ覚える(記憶フック)
異種移行は SCT でスキーマ、DMS でデータ。DMS 単体が作るのはテーブルと主キーだけ。
正解への思考ルート 問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。
要件 判断ポイント
商用データベースからオープンソース互換エンジンへ(異種エンジン間の移行) エンジンが変わるとデータ型や構文が変わるため、スキーマ変換ツールが必須
→選択肢(A)が正解
二次索引・外部キー制約・多数のストアドプロシージャを移行先でも再現する DMS が自動で作るのはテーブルとプライマリキーまで。基本スキーマコピーだけでは要件を満たせない
→選択肢(E)を消す
データ本体をオンプレミスから AWS へ移す AWS DMS が初回ロードと継続的レプリケーションを担い、切り替え時のダウンタイムを抑える
→選択肢(C)が正解
移行元はオンプレミスの別エンジン(RDS 内の変更ではない) ブルー/グリーンデプロイは RDS / Aurora 内の同一エンジン向けの仕組みで、異種移行の道具ではない
→選択肢(B)を消す
帯域やデータ量の制約は問題文に書かれていない オフライン輸送は要件になく、Snowball はスキーマ変換もできない
→選択肢(D)を消す
ひっかけポイント
  • 選択肢 E の「基本スキーマコピー」は実在する DMS の挙動なので選びやすいが、二次索引・外部キー・ストアドプロシージャは作られない点が本問の核心
  • 「ブルー/グリーンデプロイ」は移行という言葉に引っ張られる罠。RDS / Aurora 内の同一エンジンが前提で、オンプレの商用 DB は対象外
  • Snowball Edge は「オンプレからの移行」と聞くと反射的に選びたくなるが、帯域不足や TB 級のデータ量が明記されていなければ候補にならない
  • AWS SCT だけを選ぶとデータが運ばれない、AWS DMS だけを選ぶと複雑な構成が再現されない。2 つ選ぶ問題では「変換」と「データ転送」の役割分担で考える
出題バリエーション 同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。
問題文がこう変わったら 正解はこう変わる
「移行元と移行先が同一エンジン(Oracle から Oracle など)」 スキーマ変換が不要になり、AWS DMS 単体(またはネイティブのバックアップ/リストア)が正解に。
「移行の難易度や工数を事前に見積もりたい AWS SCT / DMS Schema Conversion の移行評価レポートが正解軸に。
「回線が細く、数十 TB のデータを運ぶ必要がある」 AWS DMS と Snowball Edge の併用が正解に浮上する。
「RDS のメジャーバージョンアップをダウンタイム最小で行いたい」 Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイが正解に。
「変換ツールをローカル PC にインストールせずマネージドに実行したい」 DMS Schema Conversion(AWS DMS 内のマネージド機能)が正解軸に。
関連サービスの解説 AWS Database Migration Service (AWS DMS)
AWS Schema Conversion Tool (AWS SCT)
リファレンス この問題を解くために必要な知識を扱う公式ドキュメントです。
知識項目 公式ドキュメント
AWS DMS がターゲットに作成するスキーマの範囲と異種移行時の SCT の役割 AWS Database Migration Service とは
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No.11 解説
ある保険会社は、オンプレミスのデータセンターで稼働しているライセンス費用の高い商用データベースを、コスト効率の良いオープンソース互換のデータベースエンジンへ移行する計画を進めています。移行対象のデータベースには、二次索引や外部キー制約、多数のストアドプロシージャなど複雑な構成が含まれており、これらを移行先でも再現する必要があります。

ソリューションアーキテクトとして、この要件を満たすために組み合わせて使用すべきAWSのサービスとして、最も適切なものを2つ選択してください。
  • AWS Schema Conversion Tool (AWS SCT)
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  • AWS Database Migration Service (AWS DMS)
  • AWS Snowball Edge
  • AWS DMSの基本スキーマコピー(Basic Schema Copy)機能のみ

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