AWS認定資格 WEB問題集&徹底解説
ソリューションアーキテクト – アソシエイト
合格に向けて、もっと深く学習する
豊富な問題と詳細なAWSサービス解説を、24時間無料でお試しいただけます
問題文と選択肢
ある企業において、販売担当者が売上ドキュメントを毎日アップロードしています。ソリュー
ションアーキテクトは、それらのドキュメントを格納するため、重要なドキュメントを誤って削除しても復旧できる高耐久性ストレージソリューションを必要としています。
ユーザーの要件を満たすソリューションは次のどれですか?
ユーザーの要件を満たすソリューションは次のどれですか?
- データをAmazon EBSボリュームに格納し、週1回スナップショットを作成する。
- データをAmazon S3バケットに格納し、バージョニングを有効化する。
- データを別々のAWSリージョンにある2つのAmazon S3バケットに格納する。
- データをAmazon EC2インスタンスストアに格納する。
解説
頻出度★★★★★
この問題は、「ドキュメント保管 × 高耐久性 × 誤削除からの復旧」の要件で、オブジェクトストレージ(S3)+バージョニングという定石を選べるかがポイント
A. データをAmazon EBSボリュームに格納し、週1回スナップショットを作成する。
EBS はインスタンスにアタッチして使うブロックストレージで、複数ユーザーが日々アップロードするドキュメント置き場としては不向き。
また週 1 回のスナップショットでは、最後のスナップショット以降に削除されたファイルは復旧できない(最大 1 週間分の欠損)ため、「誤削除しても復旧できる」という要件を確実には満たさない。
正解
B. データをAmazon S3バケットに格納し、バージョニングを有効化する。
S3 は 99.999999999%(イレブンナイン)の耐久性を持つオブジェクトストレージで、ドキュメント保管に最適。
さらにバージョニングを有効化すると、上書きや削除の際も過去バージョンが保持される(削除時は削除マーカーが付くだけ)ため、誤削除しても即座に以前のバージョンへ復旧できる。
高耐久性と誤削除からの復旧という両方の要件を、追加の運用なしで同時に満たす唯一の選択肢。
C. データを別々のAWSリージョンにある2つのAmazon S3バケットに格納する。
2 つのリージョンにコピーを持つのはリージョン障害に対する可用性・災害対策の話であり、耐久性の要件は満たすが誤削除には無力。
そもそも S3 単体で既に十分な耐久性があり、バージョニングがなければ、削除操作はコピー先にも伝播する(あるいは片方が消えたまま残る)だけで、削除したファイルを取り戻す手段にならない。ストレージコストも二重にかかる。
D. データをAmazon EC2インスタンスストアに格納する。
インスタンスストアは EC2 の物理ホストに直結した一時的(エフェメラル)なストレージで、インスタンスの停止・終了やホスト障害でデータが消失する。
高耐久性という要件と真っ向から矛盾しており、そもそも重要なドキュメントの永続保管には使ってはいけない。
これだけ覚える(記憶フック)
誤削除からの復旧といえば S3 バージョニング。耐久性(壊れない)と復旧(消しても戻せる)は別の要件。
誤削除からの復旧といえば S3 バージョニング。耐久性(壊れない)と復旧(消しても戻せる)は別の要件。
正解への思考ルート
問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。| 要件 | 判断ポイント |
|---|---|
| 売上ドキュメントを毎日アップロードして格納する | 多数のファイルを蓄積する用途は、ブロックストレージではなくオブジェクトストレージ(S3)が定石 →選択肢(B・C)は候補 |
| 高耐久性ストレージ | S3 はイレブンナインの耐久性。一方 インスタンスストアは停止・障害で消えるため論外 →選択肢(D)を消す |
| 誤って削除しても復旧できる | 耐久性(データが壊れない)と復旧(消したものを戻せる)は別要件。削除からの復旧=バージョニングで、多重コピーでは戻せない →選択肢(C)を消す |
| 追加の運用負荷なく実現したい | 週次スナップショットは取得間隔の分だけデータを失う。バージョニングは有効化するだけで全変更を自動保持 →選択肢(A)を消す |
| 残った選択肢の確認(S3 + バージョニング) | 削除しても削除マーカーが付くだけで過去バージョンは残り、いつでも復元できる。耐久性と誤削除復旧を同時に満たす →選択肢(B)が正解 |
ひっかけポイント
- 「週 1 回スナップショット」は一見バックアップに見えるが、スナップショット取得後に削除されたファイルは復旧できない(最大 1 週間分の欠損が発生)
- 「2 つのリージョンに格納」は可用性・災害対策の話であって、誤削除対策ではない。コピーが 2 つあっても、消してしまえば元には戻らない
- EC2 インスタンスストアは名前に「ストア」と付くが一時ストレージ。「高耐久性」と書かれた時点で真っ先に消す選択肢
- 「高耐久性」だけに引っ張られると C も正解に見えるが、問題文はもう一つの要件「誤削除からの復旧」を並記している。要件は必ず全部拾う
出題バリエーション
同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。| 問題文がこう変わったら | 正解はこう変わる |
|---|---|
| 「バージョニング有効時に、管理者による完全削除も防ぎたい」 | MFA Delete や S3 オブジェクトロック(WORM)が正解軸に。 |
| 「古いバージョンが増えてコストが膨らむのを抑えたい」 | S3 ライフサイクルルールで非現行バージョンを Glacier へ移行・期限切れ削除する。 |
| 「リージョン障害に備えて別リージョンにも保持したい」 | S3 クロスリージョンレプリケーション(CRR)が正解に浮上(バージョニングが前提条件)。 |
| 「複数の EC2 から共有ファイルシステムとしてマウントしたい」 | Amazon EFS(Linux)/FSx for Windows が正解軸に変わる。 |
| 「ほとんどアクセスしないドキュメントを長期保管したい」 | S3 Glacier 系ストレージクラスや S3 Intelligent-Tiering が問われる。 |
+ 質問 / コメント
解答・解説に疑問がある場合や、よりよい解説がある場合など、お気軽にコメントください。ただし、短文コメントは表示されません。また、中傷などコメントの内容によっては、会員機能を停止させて頂きます。教え学び合える場になれば嬉しいです。(コメント投稿にはログインが必要です)
正答率 82%
No.4 解説
ある企業において、販売担当者が売上ドキュメントを毎日アップロードしています。ソリュー
ションアーキテクトは、それらのドキュメントを格納するため、重要なドキュメントを誤って削除しても復旧できる高耐久性ストレージソリューションを必要としています。
ユーザーの要件を満たすソリューションは次のどれですか?
ユーザーの要件を満たすソリューションは次のどれですか?
- データをAmazon EBSボリュームに格納し、週1回スナップショットを作成する。
- データをAmazon S3バケットに格納し、バージョニングを有効化する。
- データを別々のAWSリージョンにある2つのAmazon S3バケットに格納する。
- データをAmazon EC2インスタンスストアに格納する。
次の問題前の問題
広告
会員機能
お役立ち情報
- プレミアム会員のご紹介
- 「徹底解説」のご紹介
- 会員機能のご紹介
- おすすめの勉強方法
- 試験概要
- 資格を取得するメリット
- 合格率や難易度と勉強時間の目安
- AWSサービスの解説
- AWS認定資格の種類・対象者・受験料・合格ライン
- スマホのホーム画面に登録する方法
姉妹サイト
- CLF:AWS 認定クラウドプラクティショナー
- SAA:AWS 認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト
- AIF:AWS 認定AIプラクティショナー
- SOA:AWS 認定CloudOpsエンジニア-アソシエイト
- DVA:AWS 認定デベロッパー-アソシエイト
- MLA:AWS 認定機械学習エンジニア-アソシエイト
- SAP:AWS 認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル
- AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals
- AI-900:Microsoft Azure AI Fundamentals