AWS認定資格 WEB問題集&徹底解説

ソリューションアーキテクト – アソシエイト

Amazon Keyspaces の概要と試験出題ポイントは?

AWSサービスの一つであるAmazon Keyspacesはどんな内容なのでしょうか?また、AWS認定資格のソリューションアーキテクト-アソシエイト(SAA)に合格するためには、サービスのどんなポイントを押さえておけばよいのでしょうか?
ここでは、そんなあなたの疑問に回答していきたいと思います

Amazon Keyspaces 徹底解説 | AWS認定試験の頻出ポイントまとめ

1. サービス概要

Amazon Keyspaces (for Apache Cassandra)は、Apache Cassandra互換の、スケーラブルでサーバーレスなマネージドデータベースサービスです。Cassandra Query Language(CQL)と既存のCassandraドライバ・ツールをそのまま利用しながら、サーバーのプロビジョニング・パッチ・運用なしで利用できます。

ワークロードに応じて自動的にスケールし、テーブルのサイズ制限なくほぼ無制限にスループットとストレージを拡張できます。

2. 主な特徴と機能

2.1 サーバーレス・フルマネージド

クラスターのプロビジョニングや管理が不要。AWSがインフラ・パッチ・スケーリングを自動管理。

2.2 Cassandra/CQL互換

CQLおよびCassandra互換のドライバ・APIに対応。既存のCassandraアプリケーションをほぼ変更なく移行可能。

2.3 キャパシティモード

  • オンデマンド: トラフィックに応じて自動スケール。事前のキャパシティ計画不要(予測不能なワークロード向け)。
  • プロビジョンド: 予測可能なワークロードで読み取り/書き込みキャパシティを指定(Auto Scaling対応)。

2.4 信頼性とバックアップ

データを複数AZに3回レプリケートして高可用性を確保。ポイントインタイムリカバリ(PITR)で最大35日前まで復元可能。

3. アーキテクチャおよび技術要素

  • キースペースとテーブル: Cassandra同様にキースペース内にテーブルを作成。
  • マルチAZレプリケーション: 3つのAZにデータを自動レプリケート。
  • VPCエンドポイント: PrivateLink経由でプライベートにアクセス可能。
  • CDC: Amazon Keyspaces CDCでテーブル変更をストリームとしてキャプチャ可能。

4. セキュリティと認証・認可

  • 暗号化: 保存時はデフォルトでKMS暗号化、転送時はTLS。
  • IAM: アクセス制御をIAMで管理(CQL接続はサービス固有の認証情報またはIAM認証)。
  • VPCエンドポイント: インターネットを経由しないプライベートアクセス。

5. 料金形態

  • 読み取り/書き込みリクエスト(オンデマンド)またはプロビジョンドキャパシティ。
  • ストレージ量(GBあたり)。
  • PITR・追加機能の利用料。

6. よくあるアーキテクチャ・設計パターン

  • Cassandraのクラウド移行: オンプレ/自己管理のCassandraクラスターをサーバーレスのKeyspacesへ移行して運用負荷を削減。
  • 大規模時系列/IoTデータ: 高スループットの書き込みが必要なIoT・時系列データの保存。
  • 予測不能なワークロード: オンデマンドモードで急激なトラフィック変動に自動対応。

7. 設定・デプロイ手順(ハンズオン例)

  1. Keyspacesコンソールでキースペースを作成。
  2. テーブルを作成(CQLでスキーマ定義)→キャパシティモードを選択。
  3. サービス固有の認証情報またはIAM認証を設定。
  4. Cassandraドライバまたはcqlshで接続してデータ操作。

8. 試験で問われやすいポイント

8.1 Keyspacesの役割

  • Q: サーバーレスでフルマネージドなApache Cassandra互換データベースは?
    A: Amazon Keyspaces(CQL互換・サーバー管理不要・自動スケール)。

8.2 移行のメリット

  • Q: 自己管理のCassandraクラスターをKeyspacesに移行するメリットは?
    A: サーバーのプロビジョニング・パッチ・スケーリングが不要になり運用負荷を削減。既存のCQL/ドライバをほぼそのまま利用できる。

8.3 キャパシティモード

  • Q: 予測不能なワークロードに適したキャパシティモードは?
    A: オンデマンドモード(事前のキャパシティ計画なしに自動スケール)。予測可能ならプロビジョンド(Auto Scaling)。

8.4 DynamoDBとの違い

  • Q: KeyspacesとDynamoDBの使い分けは?
    A: 既存のCassandra/CQL資産を活かしたい場合はKeyspaces、AWSネイティブのキーバリュー/ドキュメントDBとして新規構築するならDynamoDB。