AWS認定資格 WEB問題集&徹底解説
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問題文と選択肢
AWS インフラストラクチャの使用における禁止行為(不正使用、違法行為、セキュリティ侵害など)を定義している AWS のポリシー文書はどれですか?
- AWS Trusted Advisor
- AWS Identity and Access Management (IAM) ポリシー
- AWS Artifact
- AWS Acceptable Use Policy(AWS 適正利用規約)
解説
頻出度★★★★★
この問題は、「AWS の利用にあたって何が禁止されているか」を定義しているのはサービスではなく規約文書(AWS 適正利用規約 / AUP)だと区別できるかがポイント。他の選択肢はすべて「サービスや仕組み」であって「ポリシー文書」ではありません
A. AWS Trusted Advisor
AWS Trusted Advisor は、コスト最適化・パフォーマンス・セキュリティ・耐障害性・サービスクォータの 5 つの観点からベストプラクティスに対する推奨事項を提示するサービスです。
「こうした方がよい」という助言は行いますが、「これをしてはならない」という利用上の禁止行為を定義する規約文書ではありません。
B. AWS Identity and Access Management (IAM) ポリシー
IAM ポリシーは、自分の AWS アカウント内で誰がどの API を実行できるかを制御する仕組みです。Deny によって操作を禁止できるため紛らわしいですが、それはアカウント内のアクセス制御であり、AWS というプラットフォーム全体で禁止される行為(違法コンテンツ、スパム、他者への攻撃など)を定めた文書ではありません。
C. AWS Artifact
AWS Artifact は、SOC レポートや PCI DSS などのコンプライアンスレポート、および AWS との契約書(BAA 等)をオンデマンドで入手できるサービスです。
「AWS の文書を扱う」という点で紛らわしいものの、Artifact は第三者監査レポートや契約を取得する窓口であって、禁止行為を定義しているポリシー文書そのものではありません。
正解
D. AWS Acceptable Use Policy(AWS 適正利用規約)
AWS Acceptable Use Policy(AWS 適正利用規約 / AUP)は、AWS のサービスおよび Web サイトで禁止される行為を定義した規約文書です。違法・有害・不正なコンテンツ、他者のシステムへのセキュリティ侵害(不正アクセス・監視・クロール・ネットワークの妨害)、スパムなどのメッセージの不正使用が明記され、AWS 利用者全員に適用されます。
「禁止行為を定義しているポリシー文書」に唯一該当するため、これが正解です。
これだけ覚える(記憶フック)
「やってはいけないこと」の定義は AUP(AWS 適正利用規約)。サービス名が並んだら文書を探せ。
「やってはいけないこと」の定義は AUP(AWS 適正利用規約)。サービス名が並んだら文書を探せ。
正解への思考ルート
問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。| 要件 | 判断ポイント |
|---|---|
| 問われているのは「ポリシー文書」 | 選択肢のうち文書(規約)は AUP だけで、他はすべてサービス・仕組み →選択肢(D)が正解 |
| 禁止行為(不正使用・違法行為・セキュリティ侵害)の定義 | AWS プラットフォーム全体の利用規約レベルのルールであり、アカウント内の権限設定とは別物 →選択肢(B)を消す |
| 推奨事項・点検結果ではない | Trusted Advisor はベストプラクティスの助言であって、禁止事項の規定ではない →選択肢(A)を消す |
| コンプライアンス「レポート」との区別 | AWS Artifact は監査レポートや契約書の入手窓口で、禁止行為を定義する文書ではない →選択肢(C)を消す |
ひっかけポイント
- IAM ポリシーも「ポリシー」という語を含み Deny で操作を禁止できるため紛らわしいが、対象はあくまで自分のアカウント内のアクセス制御。AWS 全体の利用ルールではない
- AWS Artifact は「AWS の公式文書がもらえる場所」というイメージがあるが、入手できるのはコンプライアンスレポートと契約書。AUP は Artifact ではなく AWS の Web サイトで公開されている
- 日本語名は「許容利用規約」ではなく「AWS 適正利用規約」。Acceptable Use Policy(AUP)という略称で問われることもある
出題バリエーション
同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。| 問題文がこう変わったら | 正解はこう変わる |
|---|---|
| 「SOC 2 や ISO の監査レポートを入手したい」 | AWS Artifact が正解に変わる。 |
| 「AWS 環境に対して侵入テスト(ペネトレーションテスト)を実施したい」 | AUP およびペネトレーションテストのポリシー(一部サービスは事前承認不要)が論点に。 |
| 「利用者と AWS の責任の分担はどう定義されるか」 | 責任共有モデルが正解軸に。 |
| 「アカウント内で特定の操作を禁止したい」 | IAM ポリシー(Deny)や AWS Organizations の SCP が正解に。 |
| 「コスト・セキュリティの改善点を自動で点検したい」 | AWS Trusted Advisor が正解に。 |
リファレンス
この問題を解くために必要な知識を扱う公式ドキュメントです。| 知識項目 | 公式ドキュメント |
|---|---|
| AWS 利用時に禁止される行為を定めた規約 | AWS 適正利用規約 |
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No.13 解説
AWS インフラストラクチャの使用における禁止行為(不正使用、違法行為、セキュリティ侵害など)を定義している AWS のポリシー文書はどれですか?
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- AWS Identity and Access Management (IAM) ポリシー
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