AWS認定資格 WEB問題集&徹底解説
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問題文と選択肢
企業がAWS環境のベストプラクティスに従っているかを評価し、コスト最適化とパフォーマンス向上のための推奨事項を提供するAWSサービスはどれですか?
- AWS Cost Explorer
- AWS Trusted Advisor
- AWS Organizations の一括請求
- AWS Cost and Usage Report
解説
頻出度★★★★★
この問題は、「ベストプラクティスに基づく評価 × コスト最適化 × パフォーマンス向上の推奨」の要件で、環境をチェックして改善を推奨してくれる AWS Trusted Advisor と、コストを「見える化するだけ」のツール群を区別できるかがポイント
A. AWS Cost Explorer
AWS Cost Explorer は、過去のコストと使用量を可視化・分析し、将来のコストを予測するツール。
どこにいくら使ったかは分かるが、ベストプラクティスに照らした環境の評価やパフォーマンス向上の推奨は行わない。
「コスト最適化」だけなら惜しいが、「パフォーマンス向上の推奨」という要件を満たせない。
正解
B. AWS Trusted Advisor
AWS Trusted Advisor は、AWS 環境をベストプラクティスに照らして自動チェックし、推奨事項を提示するサービス。
コスト最適化・パフォーマンス・セキュリティ・耐障害性・サービスクォータ(サービス制限)といったカテゴリでチェックが行われ、「未使用リソースの削除」「サイズの適正化」といった具体的な改善アクションが示される。
コスト最適化とパフォーマンス向上の両方の推奨を提供する唯一の選択肢であり、これが正解。
なお、全チェック項目の利用にはビジネス以上のサポートプランが必要。
C. AWS Organizations の一括請求
AWS Organizations の一括請求(Consolidated Billing)は、複数アカウントの請求を 1 つにまとめ、使用量を合算してボリューム割引を効かせる仕組み。
請求管理の効率化とコスト低減には寄与するが、環境をチェックして推奨事項を出す機能はない。
パフォーマンス向上とは無関係。
D. AWS Cost and Usage Report
AWS Cost and Usage Report(CUR)は、使用量とコストの最も詳細な明細データを CSV / Parquet で出力するレポート。
Athena や QuickSight で分析する際の元データになるが、あくまで生データの提供であり、推奨事項は出さない。
「分析は自分で行う」ツールである点が Trusted Advisor との決定的な違い。
これだけ覚える(記憶フック)
推奨してくれるのは Trusted Advisor だけ。Cost Explorer・CUR・一括請求は「コストを見る/まとめる」道具。
推奨してくれるのは Trusted Advisor だけ。Cost Explorer・CUR・一括請求は「コストを見る/まとめる」道具。
正解への思考ルート
問題文から要件を抽出し、選択肢の適否を判断するのがポイントです。| 要件 | 判断ポイント |
|---|---|
| ベストプラクティスに従っているかを「評価」する | 環境を自動チェックして合否・警告を出せるのは Trusted Advisor のみ。他の 3 つは請求・コストのデータを扱うツール →選択肢(B)が正解 |
| コスト最適化の「推奨事項」を提供する | Cost Explorer は可視化・予測、CUR は詳細明細の出力まで。推奨アクションまでは出さない →選択肢(A・D)を消す |
| パフォーマンス向上の推奨も必要 | 請求系ツールはパフォーマンスを一切見ない。この 1 語で一括請求・CUR・Cost Explorer は候補から外れる →選択肢(A・C・D)を消す |
| 対象は「AWS 環境全体」 | 一括請求は複数アカウントの請求統合とボリューム割引が役割で、環境の状態は評価しない →選択肢(C)を消す |
ひっかけポイント
- 「コスト最適化」の一語で Cost Explorer に飛びつかせるのが本問の罠。Cost Explorer は「見る」ツールで「推奨する」ツールではない
- 一括請求はボリューム割引でコストは下がるため一見コスト最適化に見えるが、評価も推奨も行わない
- CUR は「最も詳細なデータ」を出すため強力に見えるが、分析するのは利用者自身。自動の推奨事項は付いてこない
- 設問に「パフォーマンス」が入っているかどうかが分岐点。入っていれば請求系ツールは全滅し、Trusted Advisor が残る
出題バリエーション
同じ知識が本番では条件を変えて出題されます。| 問題文がこう変わったら | 正解はこう変わる |
|---|---|
| 「過去のコストの内訳をグラフで確認し、将来のコストを予測したい」 | AWS Cost Explorer が正解に変わる。 |
| 「予算を設定し、超過しそうならアラートを受け取りたい」 | AWS Budgets が正解軸に。 |
| 「請求データを時間単位・リソース単位で細かく分析したい」 | AWS Cost and Usage Report(+Athena / QuickSight)が正解に。 |
| 「セキュリティの脆弱な設定(開いた S3 バケット・MFA 未設定など)を洗い出したい」 | Trusted Advisor のセキュリティチェック(本問と同じサービスの別カテゴリ)が正解に。 |
| 「移行前にコストを見積もりたい(まだ AWS を使っていない)」 | AWS Pricing Calculator が正解に。 |
リファレンス
この問題を解くために必要な知識を扱う公式ドキュメントです。| 知識項目 | 公式ドキュメント |
|---|---|
| Trusted Advisor によるベストプラクティスの推奨(コスト・パフォーマンス・セキュリティ) | AWS Trusted Advisor |
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No.17 解説
企業がAWS環境のベストプラクティスに従っているかを評価し、コスト最適化とパフォーマンス向上のための推奨事項を提供するAWSサービスはどれですか?
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